【Facebook Japanと「応援村」の連携プロジェクト第二弾】『防災の日』佐賀県武雄市と“オンライン傾聴ボランティア”を実施

Facebook Japanは、地方自治体を中心に構成され、地域活性化・コミュニティの再生を目指す「応援村」との連携の一環として、全国の大学生ボランティアで構成された『学生応援村』と、withコロナ時代におけるSNSを活用した新たな災害ボランティア支援活動を開始致します。開始に先立ち、本日9月1日(防災の日)に、2019年8月に発生した豪雨災害から1年を迎える佐賀県武雄市の被災地住民の方に対して、Messengerルーム機能を使用した“オンライン傾聴ボランティア”を実施いたしました。

これまでFacebook Japanでは、有事の際に利用者の安全を守り、災害時に利用者間での安否確認や必要とする支援を探したり提供したりすることができる「災害支援ハブ」機能や、災害対応ガイドブック「もしもに備えるFacebook」を通して、災害時の「人と人とのつながり」に焦点をあて、災害発生前や発生時、そして発生後の支援に向けて、災害時におけるコミュニティのサポートを行ってまいりました。

本年5月に連携発表をした「応援村」から新たに発足された『学生応援村』は、全国の様々な地域で懸命に生きる人達を応援し、地域活性化・コミュニティの再生を目指すという応援村の理念に強く共感し、この理念を学生が幅広い地域や世代を繋ぐ架け橋となることで達成したいとの想いから2020年7月に設立されました。現在は、早稲田大学、上智大学、立命館大学、慶応義塾大学、熊本大学の学生有志を中心に総勢約300人で構成されています。今回は「コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現する」ことをミッションに掲げ、目指すコミュニティの1つに人々を危害から守り、その後の復興を支援する「安全なコミュニティ」を挙げているFacebookと、感染拡大防止の観点から現地に訪れてボランティア活動を行うことが困難なコロナ禍において、オンラインでのボランティア活動や被災地域の支援を行いたいという『学生応援村』の想いが一致し、新たな災害ボランティア支援活動を開始する運びとなりました。

ボランティアのテーマは「withコロナ時代におけるSNSを活用した新たな災害支援活動」。日本で毎年夏から秋にかけて多く発生する自然災害に加えて、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止も意識しなければならず、今後ボランティア活動を行う際には「複合災害」という新たな課題に対応する必要があります。災害発生時に他県から現地へ赴いてボランティア活動を行うことが容易ではない中、今回の取り組みではFacebookを活用し、学生応援村の公式Facebookページを基点とした“オンライン傾聴ボランティア”と“被災地応援サポート”で災害支援における「新しい寄り添いの形」を模索してまいります。​

ビデオチャットサービス「Messengerルーム」機能を活用した“オンライン傾聴ボランティア”
オンライン上で人と人を繋いだボランティア活動の取り組みとして、被災地にいる方の想いに寄り添い、孤立感を解消するためにFacebookのビデオチャットサービス「Messengerルーム」機能を用いた“オンライン傾聴ボランティア”を行います。傾聴は相手の話にひたすら耳を傾け、受容的・共感的に受け止めることで、相手の心を癒し、安心感を抱かせ、生活意欲を向上させることが期待されています。今回ボランティアを行う上で、学生応援村の大学生達は傾聴スキルを養うため、「いのちの電話」でスーパーバイザーを務める竹内⼩代美心療内科医師によるオンライン講座を受講。また、第1回目のボランティア活動先として、2019年8月に発生した豪雨災害から1年を迎える佐賀県武雄市と、現地でボランティア活動を続けている「一般社団法人おもやいボランティアセンター」協力のもと、9月1日(防災の日)に東京と佐賀県をオンラインで繋いで被災地住民の方に対して専門家の指導を受けた学生による傾聴ボランティアを実施しました。

傾聴ボランティア当日は、本取り組みにご協力いただいた武雄市の小松市長も現地視察に訪れ、感染拡大防止の観点から県をまたいだ移動による現地でのボランティア活動を行うことが困難なコロナ禍において、オンラインでのボランティア活動によって被災地域を支援する本取り組みの意義と可能性についてコメントをいただきました。

【佐賀県武雄市 市長 小松 政(こまつ ただし)】
武雄市は昨年度8月豪雨災害に見舞われ、この1年復旧復興に取り組んできました。しかし、現在でも雨が降れば夜も眠れないと訴える方や今後の生活に不安を抱いた方などがおられ、心のケアは継続的に必要です。そのような中、今回の取り組みはコロナ禍のため、被災地を直接支援できない状況で、被災者ひとりひとりに寄り添う新たな支援の方法として、またコロナ終息後も、ボランティアを行いたくても、遠方のために被災地へ行けない方の新たな支援方法になるのではと期待しています。

その後、おもやいボランティアセンターと学生応援村をMessengerルームでつなぎ、武雄市内在中の方2名に“オンライン傾聴ボランティア”を実施。参加いただいた方からは「被災者として、ボランティアの方にとても支えられた」「ストレートにお話しすることができました。いつ災害に会うか分からないので、今後もこういった取り組みを続けて欲しい」といった声をいただきました。

本活動を開始にあたって、傾聴講習にご協力いただいた竹内医師と今回の活動にご協力いただいた一般社団法人おもやいボランティアセンターの鈴木様からは次のようなコメントをいただいております。

【心療内科 医師 竹内 小代美(たけうち さよみ)】
災害など各種の苦しみや悲しみを経験しておられる方は、ありのままに寄り添うことで、癒され、自ら生きる力を取り戻していかれます。傾聴はその最も基本的な技法です。Withコロナの時代、現地に赴き寄り添うことが難しい中、若い方々の、ビデオ通話による傾聴の取り組みは、被災者の心のケアに対して大きな手助けとなると思います。

【一般社団法人おもやいボランティアセンター 代表 鈴木 隆太(すずき りゅうた)】
こうした取り組みによって新たなボランティア活動の萌芽が生まれ、その可能性を切り拓く若い方々のオルタナティブな活躍を期待しています。また、自治体をはじめとして応援村やFacebook Japan、学生応援村と様々な機関・企業・団体が連携をしながら新たな取り組みを支えていく、こうした連携がこれからの社会において不可欠なものになる、その取り組みのひとつに私たちも微力ながら関わらせていただくことで、これからの展開がさらに広がっていくのではないかと感じております。

今後、この取り組みは応援村の協力を得ながら、全国の自治体からのサポート要請に応じて現地のボランティア団体との連携しながら全国的な活動を継続して目指してまいります。

■被災地のニーズヒアリングから被災自治体の物資支援までを繋ぐ“被災地応援サポート”

災害発生時から発生後における取り組みとして、被災地ごとの異なるニーズを踏まえて必要な物資を必要な場所へ届けることを目的に、Facebookを活用した被災自治体の物資支援サポート体制を構築します。『学生応援村』が主体となって立ち上げた公式Facebookページを基点とし、災害発生時にFacebookページ上で被災地のニーズのヒアリングや情報集約を行い、『応援村』が保有する全国各地の自治体とのネットワークを活かして、支援を必要としている被災自治体の災害支援担当部署に情報共有をし、連携。被災地の物資支援の課題ともなる物資の過剰在庫化を防ぎ、被災した自治体職員が適切な量の物資を迅速に現地へ届けることや避難所の運営、被害状況の把握に注力することに貢献します。また、Facebook Japanでは災害発生時に立ち上がる「災害支援ハブ」などの機能を最大活用できるように、学生応援村を通じて各自治体をサポートしてまいります。

Facebook Japanはこれからも、学生応援村と協働し、withコロナの時代における複合災害に対して人と人をつなぎコミュニティづくりを応援することで、社会・経済への貢献に取り組んでまいりたいと思います。

※参考情報 

■「応援村」について:

日常生活の延長の中で「応援できる」プラットフォームとして、全国の自治体や企業・団体の公民連携により、 世界的なスポーツの祭典の地域の活性化や自然災害への取り組みを行うために2019年8月に発足。その後、スポーツの祭典の延期や新型コロナウイルス感染症のパンデミックを受け、本年5月に「コロナと闘う応援村」を発足。現在では32の自治体が「コロナと闘う応援村」が参画、音楽プロデューサーの松任谷正隆氏や熊本県のPRキャラクター「くまモン」の生みの親である小山薫堂氏も実行委員に参加している。
コロナと闘う応援村Facebookページ
コロナと闘う応援村ホームページ

■「学生応援村」について:

学生という立場で幅広い地域・世代を繋ぐ架け橋となり、応援村の理念である、全国各地の様々な地域で懸命に生きる人達を応援し、地域活性化・コミュニティの再生に繋げるということを目的に活動を行っている応援村直属の学生団体。現在、早稲田大学や立命館大学の運営メンバーを中心として、上智大学の Go Beyond、熊本大学の熊助組など連携団体を含め、総勢約300名の有志メンバーで構成されている。
学生応援村Facebookページ
学生応援村ホームページ

「一般社団法人おもやいボランティアセンター」について:

2019年8月の佐賀豪雨災害を機に武雄市民と民間ボランティア団体が協力して立ち上げた民間のボランティアセンターを運営し、豪雨で被災された方に寄り添い、武雄市を中心に必要なお手伝い行っている。本年3月、今後の災害に備え、自治体・社会福祉協議会との連携体制を形成し、復興支援活動しながら、災害時にボランティアが自発的に動ける緊急支援体制づくりのための人材育成と、災害に強い持続可能な地域づくりを目的とした取り組みも行っている。
おもやいボランティアセンターFacebookページ
おもやいボランティアセンターホームページ



Facebookでは、表示されるコンテンツや広告のパーソナライズ、広告の測定、セキュリティの確保のためにCookieを使用しています。サイトをクリックまたは閲覧することで、FacebookによるFacebook内外でのCookieの使用に同意するものとします。コントロール方法など、Cookieの使用に関する詳細はこちらをご覧ください: Cookieポリシー