- Meta AIと会話したり、写真を共有したりできるようになりました。これにより、アシスタントとの新たなコミュニケーション方法が切り開かれ、より迅速に回答を得られるようになります。
- より多くのビジネスが顧客により良いサービスとサポートを提供し、取引を促進できるよう、ビジネスAIの拡大も進めています。
- Meta は、安全性を念頭に責任を持って開発することに尽力しています。また、利用者の体験を向上させるために、AI製品を継続的にテストし進化させています。
Metaはこの1年、利用者が何かをなし遂げたり、学んだり、創造したり、大切な人や物とつながることに役立つAI体験を紹介してきました。そして安全性と責任ある開発を最優先事項としてしてきました。Meta AIは、今年末までに世界で最も利用されるAIアシスタントとなる見込みです。毎月4億人以上がMeta AIを利用しており、Metaが提供するアプリを通して毎週1億8500万人が利用しています。本日、Meta ConnectでMeta AIやその他のAI製品をより楽しく、便利で、高性能にする、Llama 3.2モデルによる新しいマルチモーダル機能を紹介しました。
Meta AIに音声機能を追加
Messenger、Facebook、WhatsApp、InstagramのDMでMeta AIに話しかけると、Meta AI が応答します。質問への回答を得たり、興味のあることについてMeta AIに説明してもらったり、ジョークを聞いて雰囲気を和ませたりすることができます。
この機能が展開されると、アシスタントの音声オプションとして、Awkwafina、Dame Judi Dench、John Cena、Keegan Michael Key、Kristen Bell といった著名人のおなじみのAI音声なども選択できるようになります。
Meta AIが画像に関する質問に答えたり、新しい方法で画像編集することが可能に
Meta AIを使用してチャットに画像を共有できるようになりました。Meta AI は、画像に写っているものを理解し、それに関する質問に回答できるため、利用者は身の回りの世界についてより深く学ぶことができます。例えば、ハイキング中に気になった花を撮影して、Meta AIにそれが何の花なのかを尋ねたり、食べ物の写真をアップロードして、Meta AIにレシピを考えてもらうこともできます。
また、画像の編集でお困りの場合、チャットでMeta AIに画像を共有し、その画像に追加、削除、あるいは変更を加えたいところをMeta AIに伝えることができます。服装を変えたり、背景を虹に置き換えるなど、さまざまな変更が可能です。
また、Instagramのフィードからストーリーズに画像をリシェアしたい場合、Meta AIの新しい背景ツールが投稿画像を確認し、画像の内容を理解した上で、ストーリーズ用の楽しい背景を生成します。
クリエイターコンテンツ向けにMeta AI翻訳ツールのテストを開始
現在、Meta AIの翻訳ツールをテストしています。このツールは、リールの音声を自動的に翻訳し、異なる言語を話す場合でも、より多くの利用者がコンテンツを楽しめるようにします。自動動画吹き替えとリップシンクにより、Meta AIは話している内容を別の言語で話者の声にあてはめ、口の動きを合わせます。まずは、ラテンアメリカと米国のクリエイターによるInstagramとFacebookのリール動画で英語とスペイン語を対象に小規模なテストを開始しています。そして今後、この取り組みをより多くのクリエイターと言語に拡大していく予定です。
Facebook、Instagram、Messenger におけるMeta AIのさらなるアップデート
Meta AIのImagine機能を拡張し、フィード、ストーリーズ、プロフィールの写真に、自身がスーパーヒーローになったり、その他さまざまな姿になったりした画像を生成できるようになりました。AIが生成した画像は簡単に共有できるので、友達に見てもらったり、リアクションしてもらったり、さらに真似してもらったりして楽しむこともできます。また、Meta AIは、FacebookとInstagramのストーリーズに投稿する画像にキャプションを提案することもできます。
MessengerやInstagramのDMでは、既にチャットのテーマ一覧の中から、チャットに参加している全員の背景や吹き出しのテキストの色が変えられるようになっていますが、今回、Meta AIを使ってチャットに最適なパーソナライズされたテーマを作成できるようになりました。この機能を使用するには、チャット画面を長押しするかチャットする相手もしくはグループチャット名をタップします。
また、FacebookとInstagramのフィードでは、Meta AIが生成した新しいコンテンツを表示するテストを行っており、一部の利用者には（利用者の興味や最新のトレンドに基づいて）、利用者向けにMeta AIが生成した画像がおすすめとして表示されることがあります。下部に提案されたプロンプトをタップすると、そのプロンプトにあわせたコンテンツを表示できます。また、スワイプすると、Imagine機能で新しいコンテンツをリアルタイムで生成できます。
ビジネス向けAIツールの拡大
MessengerとWhatsAppの英語版において、メッセージ誘導広告を通して数千のビジネスにビジネスAIを展開していきます。これにより、顧客と会話したり、サポートを提供するなど、取引を促進するビジネスAIを素早く設定できるようになります。よくある質問への回答から、製品に関する相談や購入の確定まで、ビジネスAIは、ビジネスがより多くの顧客と関わり、売上を向上するために活用できます。
広告主向けの生成AIツールの導入も引き続き好調で、先月は100万を超える広告主が本ツールを使用し、1,500万もの広告を作成しました。Metaの生成AIツールを使用した広告キャンペーンは、機能を使用していないキャンペーンと比較して、平均クリック率が11%、平均コンバージョン率が7.6%高い結果となりました。
音声や視覚的な機能から、ビジネスの成長を支援する新しいツールまで、MetaのAI技術はよりスマートに、楽しく、便利になっています。今後も、利用者がクリエイティビティを発揮し、より快適な生活を実現する最高のAIツールを提供できるよう、改善を続けていきます。