Meta Quest 3ファミリーが広がります。9月25日（米国時間）に開催したMeta Connectで、Meta Quest 3と同じく複合現実（MR）機能と高速性能を備えつつ、価格は48,400円（税込）からというお手頃なヘッドセット、「Meta Quest 3S」を正式発表しました。10月15日（日本時間）の発売に先駆け、今すぐ事前予約が可能です。

Meta Quest 3Sは、最もお手頃な128GBモデル 48,400円（税込）と、より大容量を希望される方向けの256GBモデル 64,900円（税込）の2種類を展開します。

Meta Quest 3Sは、複合現実（MR）や没入型体験が初めての利用者や、QuestやQuest 2から低価格帯のアップグレードを待っていた利用者にとって最適なヘッドセットです。マルチタスク機能やゲームはもちろん、お気に入りのテレビ番組を映画館のような大画面で視聴したり、どこへでも連れて行けるパーソナルトレーナーとして活用したりと、この価格帯でこれほど優れたデバイスはありません。

Meta Quest 3の512GBモデルは、最も手頃なQuest 3Sよりも4倍の容量を持ち、さらに最先端のパンケーキレンズと広視野角の4Kを超えるInfinite Display*を搭載した、Metaの最も優れたヘッドセットでありつづけ、愛好家にとって最適なデバイスです。さらに、512GBモデルの価格を96,800円（税込）から81,400円（税込）に引き下げ、価格対性能比の面でも非常に魅力的な製品となります。

さらにお得な特典があります。2025年4月までに新発売のMeta Quest 3ファミリー製品を購入すると、待望の『バットマン:アーカム・シャドウ』とサブスクリプションサービス「Meta Quest+」3ヶ月分を、すべてに付属します。**

Meta Quest 3Sの詳細は以下をご覧ください。また、Meta Connect 2024 基調講演より他のニュースもぜひご覧ください。

Meta Quest 3SがMeta Quest 3ファミリーに新たに追加

2020年、Meta Quest 2は数千万の人々にバーチャルリアリティ体験を届けし、最先端のテクノロジーをできるだけ多くの人々に利用可能にすることの重要性を明らかにしました。

そして昨年、Meta Quest 3を発売しましたが、Quest 3は単にQuest 2よりも高性能というだけでなく、マスマーケット向けでありつつ真の複合現実デバイスです。強力なフルカラーパススルーにより、仮想世界と現実世界を融合させるという、かつてない体験をQuest 3は可能にしました。

しかしMetaはそこで立ち止まらず、Meta Questのエコシステムに数多くの改善を継続的に加え、Quest 3をさらに高性能なヘッドセットへと進化させています。Quest 3S は発売初日からこれらのアップデートをすぐに利用することができます。

YouTube、Facebook、Instagramなどの主要な2Dアプリのサポートを強化したり、空間コンピューティングのためのMeta Horizon OSを再構築してきました。また、スペース内のパネルに臨場感ある空間オーディオを追加しました。さらに、パススルーのコントラストと色を劇的に改善し、ソフトウェアの改良だけで、解像度を20%以上向上させ、遅延（レイテンシー）を15%以上削減し、より現実的で没入感のあるものにしてきました。また、トラベルモードにより、飛行機の上でもQuestを使用できるようにもなりました。これらの改善により、利用者がQuestをどのように使用するかが変わりました。現在では、アクティブな利用者の60%以上が、Quest 3上で複合現実パネルのアプリを使用したMRマルチタスクを利用しています。

そして、Meta は未来に向けてもさまざまな計画を進行中です。例えば、トラベルモードを電車でも利用できるようにすることや、ヘッドセットの寝転がっての使用を公式にサポートすること、Prime Videoのようなアプリでオフラインエンターテインメントのダウンロードをサポートすることなどです。そしてQuestのMeta AIを改善し、より便利で使いやすくしようとしています。（QuestのMeta AIは日本未対応）

Quest 3Sは、数千ものアプリやゲームが揃ったコンテンツライブラリに互換性があり、さらに『バットマン：アーカム・シャドウ』など、今後リリースされるQuest 3およびQuest 3S限定のゲームにも対応しています。Quest 3専用にパフォーマンスがアップデートされた『Asgard’s Wrath 2』、『Red Matter 2』 、『The Walking Dead: Saints & Sinners』といったAAAゲームタイトルも、アップグレードされたビジュアルと高速のロード時間で、Quest 3Sで発売初日から楽しむことができます。

Quest 3や3Sには、誰もが楽しめる何かがあります。『Meta Horizon Worlds』の 『Music Valley』では、Sabrina CarpenterやDoja Catなどのアーティストのコンサートを最前列席で体験できます。『Painting VR』や『Gravity Sketch』などのアプリを使って、創造性を発揮することができます。Prime Video、Twitch、YouTube VR、Xbox Cloud Gaming(ベータ版)、NetflixのブラウザーでのHD再生など、すべてが揃った新しい「シアタービュー」で、夢にまで見たホームシアターでくつろぐことができます。そして、Dolby Atmosが空間的なサラウンドサウンドで包み込みます。

『Metro Awakening』、『Skydance’s BEHEMOTH』、『トライアングルストラテジー』、『Alo Moves XR』、『Just Dance VR』やNew York Times Games の『Wordle』 といった今後のリリースに関する詳細については、コンテンツ発表のまとめをご覧ください。

Meta Quest 3Sは、Quest 3と同じく鮮やかなフルカラーの複合現実（MR）を実現しており、Qualcomm Technologies 社と共同で開発したSnapdragon®  XR2 Gen 2 プラットフォームを搭載しています。主な違いは、ヘッドセットのデザイン、フレネルレンズの採用、そして視野角がやや狭いことです。

Quest 3Sは、Eliteストラップ、Eliteストラップバッテリー付き、携帯用ケース、コンパクト携帯用ケース、Linkケーブル、コントローラー専用充電ドック、アクティブストラップなど、全てではありませんが一部のQuest 3アクセサリーと互換性があります。また、Quest 3S専用に新しく開発された通気性接顔部により、エクササイズや激しいゲーム中でも涼しく快適にプレイできます。

Metaのすべてのヘッドセットと同様に、Meta Quest 3Sは信頼できる基盤の上に構築されており、新しい機能が利用者のプライバシーとデータを保護します。

『バットマン：アーカム・シャドウ』と「Meta Quest+」が付いてくる

10月22日（米国時間）に発売される『バットマン：アーカム・シャドウ』は、CamouflajとOculus Studiosが、Warner Bros. Interactive Entertainment、DCとのパートナーシップによって開発した、名作「アーカム」シリーズの画期的な新章となる、Meta Quest 3独占タイトルです。

本作では、プレイヤー自身がバットマンになることができます。ダークナイトのマントを身にまとい、恐ろしいラットキングとその狂信的な信者たちからゴッサム・シティを救うために戦います。Roger Craig Smith、Troy Baker、 Tara Strong、Khary Paytonなど、豪華声優陣がストーリーを盛り上げます。『バットマン：アーカム・シャドウ』では、「アーカム」シリーズでおなじみのフリーフォームのコンバット、ステルス、探索が融合し、Quest 3と3Sの性能を限界まで引き出し、ゴッサム・シティを間近で体験することができます。そして、2025年4月30日午後5時（米国太平洋標準時）までに、Meta Quest 3とQuest 3Sを新規購入された方には、『バットマン：アーカム・シャドウ』が付いてきます。

また、Meta のゲームサブスクリプションサービス「Meta Quest+」 （通常月額1,200円）も3ヶ月間無料で利用でき、ヘッドセットを初めて着けた瞬間から、何時間も楽しめる多数のアプリが用意されています。「Meta Quest+」では、ヒット作の『Walkabout Mini Golf』、『Demeo』や『Until You Fall』など、随時更新されるゲームカタログにいつでもアクセスできます。また、「Meta Quest+」契約期間中は厳選されたゲームタイトルを毎月２つ、ライブラリに追加できます。

本日から2025年4月30日午後5時（米国太平洋標準時）までに、Meta Quest 3S またはMeta Quest 3のデバイスをご購入いただき、ヘッドセットをアクティベートすると、『バットマン：アーカム・シャドウ』（米国時間10月22日発売後）および3か月分の「Meta Quest+」 をご利用いただけます。

Meta Quest 2とMeta Quest Proとの別れ

Meta Quest 3Sは、VR初心者にも、QuestまたはQuest 2からのアップグレードをお考えの方にも最適で、48,400円（税込）という価格で、抜群のコストパフォーマンスを実現しています。

しかし、新しい始まりが訪れるときには終わりもあります。Meta Quest 3Sの発売に伴い、Meta Quest 2とMeta Quest Proの販売を正式に終了します。これらのヘッドセットは、今年年内もしくは在庫がなくなるまでの、いずれか早い方までは販売いたします。

携帯用ケース、Touch Proコントローラー、Quest 2のアクティブパック、またはQuest 2とQuest Pro用のその他のアクセサリーの販売はもうしばらく継続する予定です。

今すぐ、Meta Quest 3Sを事前予約

まとめると、Meta Quest 3Sは10月15日（日本時間）に発売され、Quest 3と同じ性能を持ちながら、より低価格で同様の体験をすべて可能にします。Quest 3Sの発売に伴い、Meta のハードウェアラインナップは次のようになります。

•       Meta Quest 3S (128GB) — 48,400円（税込）
•       Meta Quest 3S (256GB) — 64,900円（税込）
•       Meta Quest 3 (512GB) — 81,400円（税込）

なお、Quest 3の512GBモデルの価格を96,800円（税込）から81,400円（税込）に引き下げるのに伴い、現在の128GBモデルは価格を69,300円（税込）に引き下げ、在庫がなくなり次第販売を終了します。また、Quest 3とQuest 3S両方とも、企業のあらゆるニーズに対応可能で、ビジネス向けにも提供されます。

10月15日（日本時間）発売のMeta Quest 3Sの事前予約が開始しました。 10月22日（米国時間）発売予定の『バットマン：アーカム・シャドウ』が無償で入手できる特典もありますので、どうぞお見逃しなく。

Meta Connect 2024 のその他の発表については、マーク・ザッカーバーグの基調講演のまとめをご覧ください。

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*2つのディスプレイ(1眼あたり2064×2208の解像度)をMetaのInfinite Display光学スタックと組み合わせたもの。

**『バットマン:アーカム・シャドウ』は、暴力、軽度の流血、言語表現が含まれているため、16歳以上を対象としています。 2024年9月25日から2025年4月30日までの期間に対象製品をご購入いただいた場合、本オファーが有効となります。 諸条件が適用されます。 Meta Quest+は13歳以上が対象です。 お試しのサブスクリプションには、対象資格および自動更新に関する条件が適用されます。 詳細な条件はこちらからご覧ください。