Instagramは2月21日(米国時間)、ブランドとクリエイターがより簡単につながり、コラボレーションの機会を得ることができる「クリエイターマーケットプレイス」を提供する国を拡大することを発表しました。今後数週間のうちに、日本を含む8カ国* を拠点とするブランドやクリエイターが順次利用できるようになります。
ブランドコンテンツツールやパートナーシップ広告(旧名称:ブランドコンテンツ広告)など、ブランドとクリエイターがコラボレーションするのに最適な場所として、Instagramは様々なツールを提供しています。今回、提供を拡大するクリエイターマーケットプレイスは、2022年7月に米国で最初のテストを開始したもので、これまでに米国を拠点とする数千のクリエイターやブランドが利用しています。
また、パートナーシップ広告を活用したいが協業するクリエイターを探すのが難しいというブランドの声に応え、ブランドが自社のキャンペーンに最適なクリエイターをより簡単に発見できるよう、Instagramのデータを使用した機械学習をベースに、おすすめのクリエイターを表示するテストも開始します。テスト対象となるブランドは、今後数ヶ月の間、Meta Business SuiteからInstagramのクリエイターマーケットプレイスにアクセスすると、おすすめのクリエイターを閲覧できるようになります。
Instagramのクリエイターマーケットプレイスでは、コラボレーションの種類や性質に関わらず、自社ブランドに関連性が高いクリエイターをより簡単に探すことができますが、特に効果的な方法はパートナーシップ広告を活用することです。クリエイターやその他のパートナーが自分たちのアカウントに投稿したコンテンツを広告として配信することで、コラボレーションの成果を増大させることができます。パートナーシップ広告は広告主やクリエイターにとって最も効果が高く、且つ協業関係を示す上で最も透明性が高い方法であり、クリエイターマーケットプレイスを使って、パートナーシップ広告のために協業するクリエイターを発見することができます。
クリエイターマーケットプレイスに参加する
ブランドはMeta Business Suiteから、クリエイターはInstagramアプリ内のプロフェッショナルダッシュボードからクリエイターマーケットプレイスに参加することができます。クリエイターは自身と関連性が高いブランドや興味があるブランドを選んで表示することが可能です。また、ポートフォリオを作成し、自分についてアピールすることもできます。
最適なコラボレーション相手を見つける
キャンペーンに最適なクリエイターとブランドのマッチングをサポートするため、機械学習に基づいて各ブランドにおすすめのクリエイターをカスタマイズして表示するテストを開始します。ブランドはクリエイターを検索したり、オーディエンスの属性などでクリエイターを絞り込んだりすることも可能です。また、自社ブランドに興味を示したクリエイターのリストを閲覧し、彼らのポートフォリオを見ることもできます。
つながり、コラボレーションする
クリエイターがブランドからのメッセージを受け取ると、Instagramアプリのメッセージ画面内にある「メイン」 タブの一番上に「パートナーシップに関するメッセージ」という専用フォルダーが表示されます。ブランドはクリエイターに直接連絡を取ったり、ブランドコンテンツやパートナーシップ広告に関する協業プロジェクトについて説明するプロジェクトを作成し、それを複数のクリエイターに送ったりすることが可能です。クリエイターはコラボレーションの機会についての詳細や条件、謝礼のレートなどをInstagramアプリ内で確認することができます。
コンテンツや広告を作成、配信する
コラボレーションについてブランドとクリエイターが合意に達したら、ブランドコンテンツや広告などを作成します。広告主は、クリエイターがタイアップ投稿ラベルをつけてシェアしたオーガニックの投稿をパートナーシップ広告として配信することも、広告マネージャで新しいパートナーシップ広告を作成することもできます。
Instagramのクリエイターマーケットプレイスは、ブランドが自社にとって最適なクリエイターを探すこと、そしてクリエイターがブランドから発見されることをサポートするものです。今後も、ブランドとクリエイターが互いにつながり、協業し、成長することを支援するため、クリエイターマーケットプレイスやパートナーシップ広告の改善に注力していきます。
クリエイターマーケットプレイスの参加資格を得る方法やパートナーシップ広告の使い方に関する詳細は、ヘルプセンターをご覧ください。
*カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、中国(輸出ブランドのみ)、インド、日本、ブラジル