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Meta Quest Pro: プライバシーを重視した設計

  • Meta Quest Proは、Metaの次世代ハイエンドVRヘッドセットであり、「アイトラッキング機能」と「自然な表情機能」を選択的にお使いいただけるように用意しています。これらを有効にすることで、VR内で自身をかつてないほどリアルに表現できます。
  • 初期段階からプライバシーに配慮して設計されており、利用者が常に自身の体験を管理できます。
    • Meta Quest Proは、デバイスと、利用者が有効にした機能とが最適な形で動作するために必要なデータのみを収集します。
    • アイトラッキング機能と自然な表情機能はデフォルトでオフになっていますが、オンにした場合でも[クイック設定]メニューからいつでも停止することができます。また、ヘッドセットがスタンバイモードのときも自動的にオフになります。
    • これらの機能をオンにした場合、利用者の目と顔の画像はヘッドセット内に留まり、処理された後に削除されるため、Metaやサードパーティのアプリに共有されることはありません。

10月25日(米国時間)に発売されるMeta Quest Proは、Metaがお届けする新しい高機能クラスのVRヘッドセットシリーズの最初の製品です。Meta Quest Proは、没入感とソーシャルプレゼンスを高めるさまざまな機能を新たに導入しています。その1つであるアイトラッキング機能と自然な表情機能を使用すると、まばたきや、笑顔、アイコンタクト, また驚いたりワクワクするときに目を見開く表情など、利用者の表情がVR内でより本物らしくアバターに反映されるようになります。こうした非言語的な表現は、他者とのコミュニケーションにおいて大きな役割を果たしていますが、ほとんどのデジタルプラットフォームでは再現が不可能なものです。VRにこの新機能が導入されたことで、友達、家族、同僚との交流がこれまで体験したことのない豊かなものになることでしょう。

こんな場面を想像してみてください。あなたはソファに座り、お母さんと一緒にこれまで何度も見た映画を見ています。お気に入りのシーンで、あなたは笑顔を浮かべる・・・その時、たとえそのお母さんは実際には何千キロも離れた場所にいたとしても、そのお母さんのアバターの表情が明るくなり、あなたににっこりと笑い返します。まるで、そのシーンになったときにいつもするのと同じように。Meta Quest ProのMeta Horizon Homeでは、こうした体験を共有することができます。

また、こんな状況も考えられます。プレゼンテーション中に同僚がボードに書いた内容を見て、2人同時に何かを思い付いたとします。互いに向き合って目が合い、相手が同意して微笑むのを見たときに、すばらしいアイデアが生まれたことが分かります。このように、Meta Quest Proを利用したHorizon Workroomsでは、遠く離れた別々のオフィスにいても、アイコンタクトで気持ちを伝えることができます。

ソーシャルプレゼンスとは、物理的な距離の隔たりがあるにもかかわらず、すぐそこに一緒にいるという感覚です。この感覚を生み出すことは、メタバースの構築において重要な足掛かりとなります。こうした画期的な体験を提供するために、内方向センサーなどの新たなセンサーをヘッドセットに搭載したことで、以前のMeta Questデバイスにはなかった機能をご利用いただけるようになりました。

初期段階からプライバシーに配慮

アイトラッキング機能自然な表情機能は、Meta Questのエコシステムに導入された全く新しい機能であり、プライバシーに関する重要な疑問が上がることが予想されました。そのため、こうした機能が実現する体験や、用意されているコントロール方法、Metaが機能を提供するために収集するデータについてもご理解いただけるよう、Meta Quest Proの設計にあたっては初期段階からプライバシーへの配慮を最優先事項としています。これらのプライバシーへの配慮についてご紹介します。

設定は簡単かつ明瞭

アイトラッキング機能と自然な表情機能の設定方法は、わかりやすく明瞭です。Meta Quest Proヘッドセットの設定時に、これらの機能を有効にするためのオプションが表示されます。ここで、機能に関する明確な説明を確認できるほか、リンクからプライバシー通知の詳細に移動することもできます。

どの機能をオンにするかは利用者が管理可能

アイトラッキング機能と自然な表情機能をオンにすると、ヘッドセットが目や顔の画像をリアルタイムで分析して、VR内で利用者が見ている方向の推定位置や顔の動きを表す一連の数値を生成します。こうした機能はデフォルトではオフになっており、利用者がオンにすることを選択できます。利用者を特定するためにこれらの機能が使用されることはありません。また、これらの機能は[クイック設定]メニューからいつでも簡単に停止でき、停止を解除した後で設定をやり直す必要はありません。Meta Quest Proに搭載されているすべてのセンサーは、カメラやマイクを含め、ヘッドセットがスリープモードになると自動でオフになります。

原画像はMetaやサードパーティと共有されない

Meta Quest Proが取得した目や顔の画像がデバイスの外に共有されることはなく、処理が完了すると削除されます。つまり、Metaやサードパーティのアプリはこれらの画像データにアクセスすることはできません。

アプリレベルのコントロール

Meta Questストアでは、アイトラッキング機能や自然な表情機能を利用できるアプリは明記されるため、利用者はそれを確認してからダウンロードできます。これらの機能に対応しているアプリを初めて起動すると、たとえヘッドセットですでに機能をオンにしている場合でも、機能をオンにするかどうかを質問されます。後でオフにしたくなった場合は、いつでも設定を変更できます。

周囲の人への合図

Meta Quest Proは、パススルー機能などのために外方向カメラを使用します。この機能を使うと、VRの視界とは別に自分の周りの実際の環境をリアルタイムに見ることができます。その際、外方向カメラに映り込んでいることを周囲の人が知ることができるように、ヘッドセットに外部LEDライトが搭載されており、パススルー機能の使用中はこのライトが点灯します。

追加的にデータを共有するか、利用者が選択可能

自分の体験をパーソナライズしたい場合や、Meta Quest Pro製品を使うすべての人のために体験の向上に貢献したい場合は、初期設定時に追加データの共有を許可することができます。気が変わった場合はいつでも[設定]から変更可能です。追加データを共有していただくことで、利用者に最も多く利用されている機能やアプリをMetaが確認して、今後のソフトウェアアップデートでの機能向上に役立てられるようになります。詳しくはヘルプセンターをご覧ください。

一緒に構築する

Metaでは、共にメタバースを構築していくにあたって、Meta Questデバイスにおけるプライバシーの管理と保護の強化に対して真剣に取り組み続けています。Metaはこれからも、Meta Quest Proがプライバシーと安全を常に最優先にしながらもっと没入感の高い体験を提供できるよう、新しいプライバシー機能の開発を続けていきます。


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