Metaは3月9日（米国時間）、Facebookグループの管理者向けに新しい機能を発表しました。新しく追加された機能は、グループを安全かつ健全に保ち、コミュニティ内での誤情報の拡散を防ぐほか、より簡単にグループを管理して関心の高そうな利用者とコミュニティをつなぎ、グループを成長させることに役立ちます。
- Facebookグループの管理者向けに、第三者のファクトチェッカーが虚偽と判断した情報が含まれる新着投稿を自動で削除する機能などを追加
- より簡単にコミュニティを管理するための継続的な取り組みの一環として、効率的にFacebookグループを管理する機能などを追加
- 関心の高そうな利用者とFacebookグループを成長させたい管理者に向け、コミュニティへの参加を希望する利用者を招待する機能を追加
グループの安全を保ち、誤情報の拡散を抑制する新機能
人々がつながる場としてコミュニティが成長するためには、コミュニティを安全に保つことが欠かせません。管理者がコミュニティ内での誤情報の拡散を防いだり、グループ内のやりとりを管理したりするために、次の機能を追加しました。
- 誤情報が含まれていると判断された新規投稿を自動で削除する機能を、管理者アシストに追加しました。第三者のファクトチェッカーが誤情報と判断したコンテンツが含まれる新規投稿を、グループに表示される前に削除することで、誤情報がグループメンバーに表示される可能性を減少させるのに役立ちます。
- ミュート機能が一時停止機能に拡充することにより、管理者やモデレーターは、グループメンバーによる投稿、コメント、リアクション、グループチャットへの参加、グループ内でのルームの作成・入室を一時的に停止ができるようになります。
コミュニティをより管理しやすく
グループ管理者がコミュニティをより管理しやすくするため、以下の新機能を導入しました。
- 管理者アシストを使用して、メンバーリクエストをした人が所定の質問にすべて回答したかなど、一定の条件に基づいて、メンバーリクエストの承認または却下を自動化できるようになります。
- グループをより効率的に管理できる新機能を管理者ホームに追加しました。これには、注意が必要な状況をすばやく確認できる概要ページ（デスクトップのみ）、タスクの並び替えや検索が簡単にできるレイアウト機能のアップデート、管理者がグループの成長やエンゲージメントを確認できるインサイトサマリー（モバイルのみ）などが含まれています。
関心の高い利用者とともにグループを成長させる新機能
自身が運営するコミュニティに関心が高そうな利用者にリーチしてコミュニティを成長させたいと考える管理者を支援する、以下の機能を導入しました。
- よりシームレスにグループを共有したり、特定のコミュニティとつながれるように、QRコードが追加されます。管理者はこのQRコードをダウンロードしたり、共有メニューからコピーして貼り付けたり、自由にシェアが可能になります。利用者がこのコードをスキャンすると、グループの情報ページが表示され、そのグループに参加したりメンバーリクエストを送ることができるようになります。
- また、管理者が招待状をメールで送信して利用者をグループに招待できるオプションも追加しました。
これらの新しい機能については、Facebook Communityのウェブサイト（英文のみ）をご覧ください。