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「Horizon Worlds」と「Horizon Venues」に個人境界線を導入

※米国時間3月14日より、Horizon Worldsの設定メニューから個人境界線を調整できるようになりました。

3月14日(米国時間)、VR体験をより快適なものにするため、先日「Horizon Worlds」に導入した個人境界線(英語名称:パーソナルバウンダリー)のアップデートを発表しました。自分のアバターと他の利用者のアバターとの間にある約4フィート(約1.2メートル)の距離は、友人以外の利用者にはデフォルトで設定されており、Horizon Worldsの設定メニューから個人境界線を調整できるようになりました。

コミュニティからのフィードバックをふまえ、利用者は3つのオプションから選択できるようになり、よりカスタマイズ可能になりました。VR体験で他の利用者と、どのように交流するかを自由に決めることができます。

  • 友人以外の利用者をオンにする:これが初期(デフォルト)設定であり、自分のアバターと、友達リストにない他の利用者のアバターとの距離は、約4フィートに設定されています。
  • すべての利用者をオンにする:自分のアバターと他の利用者のアバターとの距離が約4フィートに設定されます。
  • オフにする:約4フィートの個人境界線は適用されませんが、望まない交流を防ぐために小さな個人境界線が表示されます。(個人境界線開始以前の標準)

これらの新しいオプションにより、Horizon Worldsの中で他の利用者のアバターとハイタッチ、グータッチそしてセルフィーの撮影がしやすくなります。また、2人で交流する場合には、個人境界線はデフォルトで適用されます(たとえば、自分の個人境界線がオフで、相手のアバターの個人境界線が全員に対してオンに設定されている場合、お互いの間に約4フィートの距離が生じます)。「Horizon Venues」では、個人境界線がデフォルトで有効設定されており、全ての利用者との距離が約4フィートになります。

固定された視点と従来のフラットスクリーン機器に制限されなくなった今、VRの開発はおそらくこの時代にいくつかある挑戦の中で最も困難なもののひとつでしょう。個人境界線は、アバター同士が一定の距離に近づかないようにすることで、より個人的な空間を作り出し、望まない交流を避けることができます。個人境界線がVR体験にどのような影響を与えるか、情報を集めながら改善を続けていく予定です。


2月4日午前6時(米国時間)「Horizon Worlds」と「Horizon Venues」に個人境界線(英語名称:パーソナルバウンダリー)を導入することを発表しました。アバター同士が設定した距離内に近づくことを防ぎ、よりパーソナルな空間を作り出し、望まない交流を避けることができるようになります。

個人境界線は「Horizon Worlds」と「Horizon Venues」で展開され、初期設定では自分のアバターと他の利用者との間に4フィート(約1.2メートル)の距離があるように感じられるようになります。今後、この変更が利用者の体験にどのように影響するのかフィードバックを伺いながら、改善を続けていく予定です。

仕組みについて

個人境界線は各アバターのパーソナルスペースに近づきすぎることを防ぎます。利用者のアバターが他の利用者のアバター境界線に入ろうとすると、システムによって前進することができなくなります。これは、すでに実施していたハンドハラスメント対策で、アバターの手が他の利用者のパーソナルスペースに入ってしまうと、その手が消えてしまうというものです。

個人境界線はこの画像にあるように目に見えるものではなく、

新しく導入された本機能のコンセプトをよりイメージしやすいように映し出したものです。

 

ソーシャルVRに新しい規範を

個人境界線は、常時かつ標準設定として導入しており、これはVRのような比較的新しいメディアにとって、利用者の行動規範を確立するのに重要だと考えているからです。将来的には、個人境界線のエリアの大きさをカスタマイズできるようにするなど、新しいコントロールやUIの変更の可能性を探っていきたいと思います。

「Horizon Worlds」や「Horizon Venues」で他の利用者のアバターとハイタッチやグータッチをするには腕を伸ばす必要があることに注意してください。

今後について

バーチャルリアリティは、すべての方々のものであり、またそうであるべきです。Metaは、VRの体験をより優れたものにするため、コミュニティからフィードバックを集め、常に改善し続けています。

個人境界線は、VRが利用者の快適な交流の場であるという可能性を示す大きな事例です。これは重要なステップであり、今後やるべきことはまだたくさんあります。私たちは、VR内で人々が快適に過ごすための新しい方法を探求し続けていきます。


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