Meta

責任あるメタバースの構築に向けて

執筆者:
Andrew Bosworth(アンドリュー・ボスワース)Facebook Reality Labs 責任者
Nick Clegg(ニック・クレッグ)Global Affairs and Communications 担当副社長

  • メタバースは、一企業によって一夜にして構築されるものではありません。Facebook社は、政策立案者、専門家、産業界のパートナーと協力して、メタバースを実現してまいります。
  • メタバースを構築する製品が責任を持って開発されることを保証するため、Facebook社はグローバルな研究およびプログラムパートナーに5,000万ドルを投資することを発表いたします。

2022年5月18日更新(米国時間5月18日6:00AM更新) 

メタバースのための製品と体験の構築を続けるにあたり、Metaは、新しく加わった世界中の研究・プログラムパートナーの詳細を公開しました。

  • Jobs for the Future(米国)との提携により、AR/VR技術が米国の労働者、特に労働市場において歴史的に不利な立場に置かれてきた人々のスキルアップをどのように可能にし、中小企業の競争力の強化に繋がるのかを実証研究します。
  • 中央大学(日本)では、国際情報学部准教授の斎藤裕紀恵氏が、外国語の指導と学習の向上につながる研究を行います。
  • Project Rockit(オーストラリア)は、コンサルテーションシリーズを通じて、ARやVRとの関わり方に対する若者の視点や、より安全なオンラインソーシャルコミュニティを作るために何が必要かなのかという知見を得ていきます。
  • オーストラリア国立大学(オーストラリア)では、メタバースの構造をシステムとして捉え、技術的、社会的、文化的、規制的、環境的要素の相互作用を探求していきます。
  • ITS Rio(ブラジル)は、ブラジルを中心とした中南米諸国におけるメタバースイノベーションの機会と課題を特定し、情報発信するための専門家のハブを設立します。
  • インターネットと社会に関する研究所(IRIS、ブラジル)は、既存の政策とガバナンスの枠組みにおける没入型テクノロジーにおけるプライバシーとデータ保護について研究していきます。
  • C-Minds Eon Resilience Lab (メキシコ)は、メタバースにおけるプライバシー強化技術の応用を含め、経済的機会、プライバシーとセキュリティ、安全、ジェンダー、ガバナンスについて議論し研究するために、地域全体の専門家との協力を深めていきます。
  • Fundación Universidad de San Andres(アルゼンチン)は、没入型テクノロジーの研究、メタバースにおける好機と倫理的課題の特定、法的規制アプローチ、社会と技術の相互運用性と包摂性の関連に焦点を当て検討していきます。
  • Safernet(ブラジル)は、AR/VR体験における女性や子どもの安全について考えるワークショップやハッカソンなどのプログラムを開催します。
  • IP.Rec(ブラジル)は、AR/VRに適用されるブラジルの公共政策について分析します。

2021年10月1日投稿:

Facebook社は、人と人をより結び付ける、人間のつながりに根差したテクノロジーを開発しています。Facebook社が支援する次世代コンピューティング・プラットフォームの構築において、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)やコンシューマー向けハードウェアの開発は、物理的な距離やデバイスの有無に関係なく、人と人とのつながりを深めていくことに重要な要素となるでしょう。

メタバースとは?

「メタバース」とは、同じ物理的空間にいない人々がともに創造し、探求することのできる仮想空間を意味します。そこは友人との何気ない時間、仕事、遊び、学び、買い物、創作活動などを楽しむことができる空間です。必ずしもオンラインで過ごす時間をさらに増やすためのものではなく、オンラインで過ごす時間をより有意義なものにすることを重視しています。

メタバースは、ひとつの企業が単独で構築できる空間ではありません。インターネットと同様に、Facebook社の存在の有無に関わらず、メタバースは存在します。また、一夜で構築できるものでもありません。この空間を完全な形で実現するには、今後少なくとも10年から15年はかかると言われています。今すぐ参入を望む人々にとってはもどかしいことですが、「メタバースはどのように構築されるべきか」という難問について十分に検討することが重要だと考えています。

責任あるメタバースの構築に向けて

Facebook社は、政府、業界、学術界の専門家とともに、メタバースにおける課題と可能性を検討してまいります。メタバースの成功には、各種のサービス間に強固な相互運用性を構築し、さまざまな企業が提供するコンテンツを連携させることが重要です。また、人権や市民権の保護を支援するコミュニティを早期に巻き込み、あらゆる人々の権利が保護されるよう、テクノロジーを構築していく必要があります。

Facebook社は以下の分野などでさまざまな外部の人々や団体と協力しながら、リスクの予測やその適切な対処法を模索してまいります。

  • 経済的機会:利用者の選択肢を広げ、競争を促すことで、デジタル経済の活性化を維持すること
  • プライバシー:データ利用量を最小限に抑え、データのプライバシーを保護するテクノロジーを構築し、人々に自身のデータに関する透明性を与え、自ら管理できるようにすること
  • 安全性と公正性:オンライン上での安全性を確保し、不快なコンテンツに遭遇した際の対策機能などを提供すること
  • 公平性と包括性:テクノロジーが包括的に、誰でもアクセス可能な方法で設計されていること

 XRプログラム・研究基金の設立

これからの長い道のりを見据え、その出発点としてFacebook社は「XRプログラム・研究基金(XR Programs and Research Fund)」を設立しました。さまざまなプログラムや外部機関による研究に2年間で5,000万ドルを投資することで、メタバース構築の取り組みを支援します。この基金を通して、業界のパートナー、人権保護団体、政府機関、非営利団体、学術機関と協力し、これら次世代のテクノロジーをどのように責任を持って構築すべきか検討してまいります。

Facebook社は、最初のパートナーとして以下の団体を支援しています。

  • 米州機構(Organization of American States)と協力し、学生、クリエイター、中小企業経営者を対象に職業訓練やスキル開発を支援
  • アフリカでは、Africa No Filter Electric South Imisi3Dの各団体を支援し、「Amplifying African Voices(アフリカの声を広めよう)」のもと、没入型テクノロジーを活用してデジタルストーリーテリングの可能性を広げるクリエイターを支援
  • ヨーロッパでは、Women In Immersive TechとともにAR(拡張現実)、VR(仮想現実)、ミクスト・リアリティ(複合現実)分野を牽引する女性や少数グループを支援

また本取り組みの一環として、Facebook社は世界中の学術機関との独立した外部研究を支援しています。

今後もさらに多くのパートナーとのコラボレーションや進捗状況をお伝えしてまいります。



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