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Instagram、認証バッジの申請プロセスのアップデートを発表

Instagramは9月2日(米国時間)、InstagramとFacebookの認証バッジ申請プロセスについて、過去数ヶ月の間に行ってきたアップデートについて発表しました。変更点や申請を行う際の注意事項、よく寄せられる質問への回答などをご紹介します。

認証バッジとは?
根本的に、Instagramにおける認証バッジとは、利用者がフォローしたり検索したりしたアカウントが、それらが述べるとおり本物であることを示すための手段です。どのアカウントが本人によるものなのか、ファンによるアカウントなのか、あるいはなりすましアカウントであるかどうかを利用者が知ることができます。認証バッジは、Facebook社が薦めるアカウントであることを示すためのものではありません。また、重要性の印だと考えているわけでもありません。

公平性を実現するための継続的な取り組みの一環として、認証バッジを付与するプロセスを再検討したところ、アカウントがどのように認証されるのか、そして認証バッジがつくことによってInstagram上でアカウントの扱われ方に影響が生じるかについて、一部の利用者が疑問を抱いていることがわかりました。

Facebook社では過去数ヶ月にわたって、利用者がより簡単に認証バッジを申請できるよう、InstagramとFacebookのアプリ内に表示される申請フォームを更新しました。これらのアップデートは、申請に必要な情報や提出物について理解しやすくすると同時に、認証のための要件に関して透明性を高めることを目的としています。なお、認証に必要な要件は、FacebookとInstagramともに共通です。

認証バッジを取得するためには?
認証バッジを取得するためには、利用規約とコミュニティガイドラインに従う必要があります。申請(アプリ内で可能)の要件は下記の通りです:

  • 申請するアカウントは、実在の個人または登記されているビジネスや団体を表すものである必要があります
  • 申請するアカウントは、個人またはビジネスを表す唯一のアカウントである必要があります。知名度のあるペットや出版物なども対象になります。
  • 個人やビジネスごとに認証バッジを取得できるアカウントは1つのみです。ただし、言語別のアカウントは例外です。
  • 公開アカウントであり、自己紹介文とプロフィール写真、少なくとも1件の投稿がある必要があります。
  • 広く知られており、よく検索される個人、ブランド、団体を表すアカウントである必要があります。

Facebook社では、複数のニュースソースを確認し、それらで紹介されているアカウントを知名度があると判断して認証バッジを付与します。ただし、有料またはプロモーションコンテンツはニュースソースとして認めていません。InstagramとFacebookでは、先日、ニュースソースのリストを更新し、黒人向けメディアやLGBTQ+向けメディア、ラテンアメリカ系メディアなど、より多様な世界中のメディアを追加しました。今回のアップデートで、申請者が自身のフォロワーに関する情報や自身が主に注目を集めている地域の情報などを共有できるほか、最大5つのニュース記事を追加することができるようになり、アカウントを認証すべきかどうかを当社がより判断しやすくなりました。

Instagramにおける認証の意味とは?
簡単に説明すると、認証は信憑性と注目度を示すものです。認証バッジがついているからといって、Facebook社が薦めるアカウントだということではありません。また、認証されたアカウントのコンテンツがシステム上で優遇され、アプリ内で表示される順番などが変わることもありません。当社では信頼できる報道機関などの情報を頼りにアカウント運営者の文化的な影響力を精査し、公平性を確保するよう努めています。たとえば特定のコミュニティで大きな話題になっているかどうか、バイラル化して多くの注目を集めたかどうか、などが挙げられます。

残念ながら認証済みアカウントは、アカウント所有者にとってセキュリティ上のリスクをもたらす可能性があることが分かっています。 ハッカーが認証済みアカウントを乗っ取り、バッジ(および苦労して獲得したフォロワー)を販売しようとすることがあるからです。アカウントが認証されたら、乗っ取りや詐欺、なりすましの被害を防ぐためにも、二段階認証を設定することを強く推奨します。

認証バッジを他のアカウントに移行することは可能か?
一度認証されたアカウントは、アカウント名を変更したり、認証バッジを別アカウントへ移行することはできません。青い認証バッジの目的は、利用者にそのアカウントは審査済みであり、アカウントの持ち主が本人であることを周知するものです。

不審、あるいは悪質な認証アカウントを発見した場合は?
認証バッジが不正な手段で取得された場合や、個人が認証済みのアカウントを他社に販売していることが判明した場合は措置を講じます。Instagramでは常にプラットフォーム内外を定期的にモニターして悪質なアカウントを探し、削除しています。Instagramのコミュニティガイドラインの詳細はこちらをご覧ください。

Facebook社では、InstagramおよびFacebook上での利用者の皆様の体験を向上させるべく、常にアップデートを行っています。今回ご紹介した内容によって、認証の仕組みについて理解を深めていただけることを願っています。認証バッジに関する詳細はこちらをご覧ください。


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