Instagramは5月24日(米国時間)、昨年8月に国内でローンチしたリールとライブ配信に関するインサイトをアプリ内で閲覧できるようになったことを発表しました。また、ビジネスやクリエイターがより効果的にアカウントを運用できるよう、どのフォーマットの投稿が自身のアカウントのリーチに貢献しているのかの情報もインサイトに表示します。
インサイトは、Instagramのアカウントをビジネスアカウントもしくはクリエイターアカウントに切り替えると利用できるようになる無料の機能で、自身のフォロワーの年齢層や性別、投稿したコンテンツへのいいね!やコメントなどのインタラクションに関するデータなど、様々な情報をアプリ内で確認できます。
現在、多くのビジネスやクリエイターが顧客やファンと交流し、ビジネスを成長させたり、収益を上げたりするためのツールとしてInstagramを活用しています。今回、リールやライブ配信を積極的に活用しているビジネスやクリエイターからのフィードバックを受け、インサイトに新たな項目を追加しました。新たに利用可能になるインサイトは下記の通りです。
リールのインサイト
- リーチしたアカウント数
- 再生数
- いいね!数
- コメント数
- シェアされた数
- 保存された数
ライブ配信のインサイト
- リーチしたアカウント数
- ピークの同時視聴者数
- コメント数
- シェアされた数
投稿ごとに確認できるインサイトに加えて、プロフィールから表示できる「インサイト概要」に表示されるデータにもリールやライブ配信の数値が反映されます。
また、ビジネスやクリエイターにとって重要なリーチに関する項目も追加し、フォロワーや非フォロワーに対して、どのフォーマットの投稿が貢献しているのかの情報もインサイトで閲覧できるようになります。
さらに今後数ヶ月のうちに、インサイトに表示するデータ期間の選択肢も増やす予定です。現在表示できる過去7日間と30日間に加えて、過去14日間、前月、そして過去90日間の中から選択できるようになり、より中長期的にアカウントのパフォーマンスを把握することが可能になります。加えて、フィードとストーリーズについてはデスクトップ上でもインサイトを閲覧できるようになる予定です。
ビジネスやクリエイターはインサイトを活用することで、アカウントやコンテンツのパフォーマンスを無料かつ簡単にアプリ内で確認し、より効果的にInstagramアカウントを運用してビジネスの成長やファン層の拡大を実現できるようになります。今後もInstagramは、ビジネスやクリエイターの支援に注力すべく、継続してアップデートを行なっていきます。