シェアするコンテンツを管理する新機能を追加
Facebook社は3月31日(米国時間)、ニュースフィードでシェアするコンテンツをより細かく管理するための新しい機能を発表しました。この機能により、利用者は公開投稿にコメントできる人を設定することが可能となり、特定の公開投稿に対し、その投稿を見ることができる人は誰でもコメントできるという設定から、その投稿にタグ付けした人やページのみという設定まで選ぶことができます。
Facebook社はニュースフィードが、人生に関わる人々や興味・関心の高いコンテンツ、社会の出来事といった、利用者が最も重要だと思うものと人々をつなぐ場所となることを目指しています。追加した新しい友達、「いいね!」したページ、参加したグループ、Facebook上でのやりとりなど、それらすべてのものによって日々のニュースフィードが形成(英語のみ)されます。
公開投稿に誰がコメントできるかを管理することで、利用者が望まないやりとりを制限できます。また、著名人、クリエーター、ブランドが、公開投稿にコメントできる人を制限することで、安心してコミュニティとより有意義なコミュニケーションを可能にします。
この新しい機能は、利用者の興味や優先事項の変化に合わせて、新しい興味・関心をニュースフィードに反映できるように、ニュースフィードの管理および整理をしやすくする機能です。
ニュースフィードの表示を詳細に管理可能に
ニュースフィードの並べ替えや閲覧を容易にし、表示内容をより詳細に管理するために、ニュースフィードで気になる友達やページの投稿を優先的に表示することができるお気に入り機能を最近発表しました。最大30人の友達やフォローしているページを選んでお気に入りに登録すると、その友達やページの投稿がニュースフィードの上位に表示されるほか、個別のフィルターとしても表示することができます。また、ニュースフィードの上部に新設されたメニュー、フィードフィルターバーからアクセスできるようになり、お気に入り機能を活用しやすくなります。
フィードフィルターバーでは、最新情報にも簡単にアクセスできるようになり、アルゴリズムでカスタマイズされたニュースフィードと、最新の投稿をトップに表示する時系列のフィードをより簡単に切り替えることができます。近日中にAndroidアプリで展開され、ニュースフィードを上にスクロールするとフィードフィルターバーにアクセスできるようになります。今後数週間のうちにiOSアプリでも展開される予定です。使用頻度にかかわらず、最新情報とお気に入りがショートカットメニューに表示されます。
これらの新機能は、利用者、ページ、またはグループから投稿を一時的に非表示にすることができるスヌーズ機能や政治広告を非表示にする機能など、ニュースフィードに表示されるコンテンツに関する既存の管理機能を拡張したものです。
ニュースフィードにおすすめの投稿が表示される仕組み
新しく、関連性のあるコンテンツを見つけやすくするために、利用者がまだフォローしていないページやグループなどから、興味・関心が高いと推測される投稿を利用者のニュースフィード上に表示します。これらの投稿は、主に投稿のエンゲージメント、関連するトピックや位置情報などの要素に基づいて提案されます。Facebook上で利用者がフォローしていないアカウントによるコンテンツを表示することになるため、どのようなコンテンツを表示するかについて明確なガイドラインを設けています。
本日、Facebook社はニュースフィードで提案するコンテンツについて、「この広告が表示されている理由」機能を拡充することで、より多くの情報を提供いたします。機能拡大により、利用者がフォローしている友達、ページ、グループの投稿や、おすすめの投稿をタップすることで、それらが利用者のニュースフィードに表示されている理由をより詳しく確認することができます。
ニュースフィードの投稿候補に影響を与える要因には、次のようなものがあります。
- エンゲージメント:投稿に対してアクションを起こした他の利用者が、以前にあなたと同じグループ、ページ、または投稿に何らかのアクションを行っていた場合、その他の利用者の投稿がおすすめとして表示されることがあります。
- トピック:Facebook上で特定のトピックに関してアクションをした場合、そのトピックに関連する他の投稿を表示することがあります。たとえば、バスケットボールのページの投稿にいいね!やコメントした場合、バスケットボールに関する他の投稿がおすすめとして表示されます。
- 位置情報:Facebook上での利用者の位置情報や、近くにいる利用者がどのようなアクティビティを行っているかに基づいて、おすすめの投稿が表示される場合があります。
ニュースフィードに表示する内容や共有方法を変更するには、アプリでニュースフィードの設定とプライバシー設定を確認し、利用者に合わせた設定管理ができます。Facebook社は利用者がプラットフォーム上での体験を管理し、より自分自身に合った体験をしていただくことがウェルビーイングの向上につながると考えており、利用者へより多くの管理と情報を提供できるよう、引き続き開発・改善に努めてまいります。