Facebook Japanは12月21日、東京都と包括連携協定「ワイドコラボ協定」を締結しました。本協定に基づき、Facebook Japanは、観光の振興、文化及びスポーツ振興、中小企業支援・商店街支援等など幅広い８分野で東京都と連携・協力を深め、東京都の地域活性化および都民サービスの更なる向上に取り組んで参ります。
Facebook Japanは、Facebook社が掲げる「コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現する」というミッションの実現に向け、つながることで生まれる力とテクノロジーを通じて、日本の社会・経済に貢献していきたいと考えています。この考えのもと、地域活性化に向けた取組みとして、2018年7月に兵庫県神戸市と包括連携協定を締結したのを皮切りに、2019年1月に山口県下関市、同年7月に東北5市（岩手県盛岡市、秋田県横手市、湯沢市、大仙市、仙北市）、さらに2020年2月に大阪府と包括連携協定を締結し、各自治体との連携項目に基づく様々な施策を通じて、地域経済・コミュニティ活性化等の支援を行っています。
東京都では、都民ファーストの視点に立った都政運営を、効果的かつ効率よく進めていくために、企業等と複数の政策分野にまたがって包括的・横断的な連携・協力を行っていくこととし、 こうした協定をワイドコラボ協定と命名してその取組みを推進しています。今回、Facebook Japanは、外資系企業として初めてワイドコラボ協定を東京都と締結し、以下の8分野において連携・協力を進め、FacebookやInstagram等を通じて生まれる人と人がつながる力や様々なテクノロジーを活用しながら、地域社会の発展と都民サービスの更なる向上を支援します。
ワイドコラボ協定・連携項目
- 観光の振興に関すること。
- 文化及びスポーツ振興に関すること。
- 青少年の健全育成に関すること。
- 高齢者支援に関すること。
- 防災・減災に関すること。
- 中小企業支援・商店街支援等に関すること。
- 環境に関すること。
- その他、地域社会の活性化及び都民サービスの向上等に関すること。
今回の締結に際し、Facebook Japan 代表取締役 味澤 将宏は以下のように述べています。
「日本で最大かつ影響力の高い自治体である東京都とワイドコラボ協定を締結し、幅広い8分野で連携・協力を進める機会を頂けたことを非常に嬉しく思います。東京都とはこれまで、Instagramとの共同観光キャンペーンである「#MY TOKYO IS _____(マイ トーキョー イズ)」の実施を通じて、東京の魅力を世界に発信するなど、連携を進めてきました。現在、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、物理的な距離の確保が求められる中、オンライン上でコミュニティを構築したり、つながりを維持することができるFacebookやInstagram、VRのOculusといった当社のサービスが果たすべき役割の大きさを再認識しています。来年は世界的に大きなスポーツイベントの開催も予定されており、人と人がつながることで生まれる力やテクノロジーといった当社ならではの価値を提供することで、幅広い側面から東京都の活動を支援していきたいと考えています。」
また、東京都知事 小池 百合子様は次のようにコメントされています。
「新型コロナウイルス感染症との闘いは今なお続いていますが、このコロナ禍で、私たちの暮らしや働き方には大きな変化がありました。感染拡大防止を図りながら、非接触・非対面での人と人との繋がり、コミュニティの構築をデジタルの力でどう変えていくのか。こうした課題への対応は、東京都だけでなく、企業の皆様の知恵、経験を活かしていきたいと考えています。今後、Facebook Japanと更に強固な関係を築き、コロナに関するメッセージの発信をはじめ、観光振興、環境などの分野において、包括的・横断的な連携・協力を深めていきたいと考えています。」