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「リール」と「Instagramショップ」専用のタブをアプリ画面に追加

Instagramは11月12日(米国時間)、アプリ画面のデザインを一部変更し、今年ローンチした新機能「リール」と「Instagramショップ」専用のタブを追加したことを発表しました。

新しい2つのタブは、ホームや発見タブ、プロフィールと並んでアプリ画面の下部に表示されます。リールタブをタップすると、エンターテインメント性の高い短尺動画が次々に再生され、世界中のクリエイターが投稿したリール動画を楽しむことができます。Instagramショップには、ショッピング機能を使っている投稿やブランドが利用者ごとにパーソナライズされて表示されるため、利用者はアプリ内で様々なビジネスやブランド、商品に出会うことがことができます。

Instagramはこれまでもコミュニティ(利用者)のフィードバックに耳を傾け、機能の開発や利用者体験の改善に生かしてきました。今回のデザインもコミュニティの変化、特にトレンドを先取りする存在である若年層の利用者やクリエイターがどのようにInstagramを使い、世界とつながっているかの変化を反映したものです。今年は新型コロナウイルス感染症の影響でおうち時間を過ごす人が増えたこともあり、エンターテインメント性の高い短尺動画がInstagram上で人気を集めました。また、オンラインでショッピングを楽しむことが当たり前になりつつあり、お気に入りのクリエイターを通じて新しいブランドや商品を発見する利用者も増えています。

今年8月に国内でローンチしたリールは最大90秒の短尺動画を作成できる機能で、専用のタブを導入することで、利用者はアプリ内でより簡単に世界中のクリエイターの動画を発見することができるようになります。また、クリエイターにとってのリールタブは、投稿した動画を通じて注目を集め、新たなファンを獲得するためのステージの役割を果たします。

Instagramショップは今年7月に導入した機能で、これまでは発見タブ内に表示されていましたが、今回のアップデートで専用のタブが設けられます。タブをタップすると、利用者ごとにパーソナライズされた商品や投稿、ショップ機能を活用してビジネスが作成したコレクション(複数の商品をテーマごとにまとめて表示する形式)が表示されます。また、ショッピング機能を利用しているブランドを紹介するInstagramによる公式アカウント、@shopのエディターがおすすめする商品も紹介します。

Instagram責任者のAdam Mosseri(アダム・モッセーリ)は次のように述べています。「今回のアップデートのように何かを大きく変えるのは簡単なことではありません。しかし、Instagramのコミュニティやそれを取り巻くカルチャーは常に変化し続けています。新しいデザインは、Instagramとして大切にしているシンプルさを保ちながらも、アプリとして必要な変化を反映したものです。今後もコミュニティのためにより良いプラットフォームを築いていけるよう、利用者のフィードバックに耳を傾けていきます」