2010年にその機能が発表されて以来、Facebookグループは世界中の人と人とのつながりをサポートしてきました。人々は体験を共有し、より深いつながりを求めてプライベートグループに参加したり、様々なトピックについてよりオープンなコミュニティを求めて公開グループに参加しています。Facebook社はこのたび、Facebookグループに新たに追加された機能を発表しました。これには、利用者の興味に関連する公開グループでのやりとりを簡単に発見し、参加できるようにする機能などが含まれます。今後数か月以内にこれらの機能に関するテストを開始します。
利用者の興味に関連する公開グループ上のやりとりが、ニュースフィードやグループタブを含むFacebookアプリ全体に表示されるようになります。また、利用者は公開グループに管理者の承認を待たずに参加することができるようになり、一方、グループの管理者は、新しい管理者サポート機能を利用することでグループの参加者を管理できるようになります。
今回の変更により、利用者は今まで以上に物事に対する多様な視点と出会い、異なる背景や体験を持つ人々とやりとりをすることが可能になります。グループの管理者は自分の管理するグループをこのテストの対象とするかを選択することができます。
公開グループのコンテンツが表示される範囲
公開グループの投稿は、より多くの人々がやりとりを見てグループに参加できるように、検索エンジンでの検索結果上などFacebookアプリ以外にも表示されるようになりますが、メンバーリストはFacebookにログイン時にのみ表示されます。これらの変更により、公開グループに投稿されたコンテンツがより多くの人々に表示され、グループのメンバー以外の人からコメントやシェアをされる可能性が高くなります。
プライベートグループへの変更はないため、これまでと同様にメンバーだけがグループの参加者やグループ内のコンテンツを見ることができます。
利用者の選択肢と管理機能
グループのメンバーはいつもグループへの招待を承認するかどうかを選ぶことができ、グループが公開かプライベートかを把握することができます。管理者がグループを公開からプライベートに変更する際には、メンバーに通知されます。また、プライベートグループから公開グループに変更することはできません。
管理者はメンバーだけがグループ内のメンバーリストやコンテンツを見ることができるよう、グループをプライベートに変更することができます。変更を申請してから72時間以内であれば、グループの管理者は変更を取り消すことができますが、72時間を経過するとこの変更が確定し、グループはプライベートグループになります。
公開グループで取得したデータの使用範囲について
Facebookの他の機能と同様に、Facebook社では広告を含めパーソナライズした体験を提供するために公開グループからデータを取得しています。利用者のデータは、その個人の興味に関連する投稿やコメントなど、その利用者が関心を持ちそうな公開グループのコンテンツを表示するために使用されることがあります。Facebookが取得する情報とその用途の詳細については、Facebookのデータに関するポリシーと広告のしくみについて をご覧ください。