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Facebook上の画像・動画の転送先にDropboxとKoofrが新たに追加

9月4日(日本時間)より、最新のデータポータビリティツールを使うことによって、Facebook上の写真や動画をDropboxとKoofrの2つのサービスに直接転送することが可能になります。

Facebook社では、特定のサービスに対して利用者が共有したデータは、安全に別のサービスに移行できるべきだと考えています。これがデータポータビリティの原則であり、利用者が管理・選択することを可能にし、イノベーションを加速させるものでもあります。

私たちはこの10年近く、利用者の皆様がFacebookから情報をダウンロードできるように取り組んでいます。今年の初めには、Googleフォトへの写真とビデオの転送ツールを展開しており、利用者や専門家からのフィードバックに基づき、他のプラットフォームへ簡単に転送できるようになりました。

今回、転送先として追加されるDropbox は、コンテンツも全て一か所にまとめられるワークスペースを提供しています。また、Koofr(ヨーロッパのいくつかの言語で「スーツケース」の語源となっている)は、安全でプライベートなオンラインストレージサービスです。

提供する画像・動画転送機能は、オープンソースのユーザーデータ移行プロジェクト(Data Transfer Project)(英語のみ)に参加して開発したコードに基づいています。Facebookのプロフィールペ―ジ内の設定(あなたのFacebook情報)からアクセスでき、Google フォトに加え、DropboxやKoofrを選択できるようになりました。今後、他のプラットフォームへも転送が可能になるように取り組んでまいります。

このツールは、プライバシー、セキュリティ、および実用性を最適化するように設計されています。転送を開始する前にパスワードの再入力を求め、移行されるデータはすべて暗号化されることで、安全なデータ転送環境を確立しています。

私たちは、みなさんが信頼でき、効果的に使用できる実用的なデータポータビリティソリューションを構築し続けていきたいと考えています。その信頼を築くためには、どのような種類のデータが持ち運びを可能であるべきなのか、データを別のサービスに移行する際に誰がそのデータを保護する責任を負うのかについて、明確なルールが必要です。この点については、政策立案者が重要な役割を担っています。私たちは、今回の新しいツールの導入により、データポータビリティに関するホワイトペーパーや先日、米国連邦取引委員会(FTC)へ提出した意見書(英語のみ)で明らかになったプライバシーに関する課題についての議論が、専門家、開発者、政策立案者との間で活発に行われることに繋がることを期待しています。Facebook社単独では議論を進展させることはできません。そのため、利用者の選択肢を増やし、データポータビリティの革新を加速させるために、他社にもユーザーデータ移行プロジェクト(Data Transfer Project)への参加を働きかけます。



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