Facebook Japanは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている中小ビジネスを支援する取り組みの一環として、あらゆる規模のビジネスがFacebook上で適切な人材を探し、募集から採用まで行える「求人情報 on Facebook」とエン・ジャパン株式会社の採用支援ツール「engage」、インビジョン株式会社のクラウド採用管理システム「HR Hacker」の連携を発表します。本連携により、engageやHR Hackerに掲載された求人がFacebookの求人情報機能に一括掲載され、より多くの中小ビジネスがFacebook上で人材にリーチすることができ、利用者はより簡単に求人を探し、応募することができるようになります。
Facebookは、「コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現する」ことをミッションに掲げ、親しい人々とつながり、コミュニティに参加し、ビジネスを成長させるためのテクノロジーを提供しています。新型コロナウイルス感染症の世界的大流行は、雇用市場にも大きな影響を与えました。一部の企業は従業員の解雇を余儀なくされ、特に非正規労働者の解雇・雇い止めは問題となっています。その一方で、企業によっては人手不足に直面しており、働き手の確保を必要としています。
世界中の人々やビジネスをつなぐFacebookのノウハウを活かし、Facebookの求人情報機能は、このような困難な状況下において企業や求職者の緊急のニーズである採用や職探しのサポートをしたいと考えています。
求人情報 on Facebookとは
Facebookの求人情報機能は、2017年に米国とカナダから提供を開始し、その後、2018年8月より日本を含む40か国で展開されています。ビジネスページの管理者がFacebookページから簡単に求人を投稿でき、求人投稿はFacebookページ以外にも、求人のブックマークや、ニュースフィードなどのFacebookのさまざまな場所に表示されます。これまでに、トラックの運転手、料理人、事務スタッフ、販売員など、100万件以上の求職活動のサポートを行っており、業種に関わらず、効率よくビジネスの成長に貢献する人材を探す上で活用いただけます。
求人情報 on Facebookの活用方法
求人情報機能の利用方法は以下の通りです。
- ビジネス側の活用方法:
Facebookの求人情報機能により、あらゆる規模のビジネスがFacebook上で適切な人材にアプローチすることが可能です。- 求人投稿:Facebookページから求人情報を掲載する場合は役職、職種(フルタイム、インターン、パートタイムなど)、給与など条件を入力し、無料で掲載することが出来ます。
- リーチ:Facebookページ、求人のブックマーク、お知らせ、グループ、ニュースフィードなど、Facebook上のさまざまな場所で求人情報が掲載され、利用者の目に届きます。求人情報をより多くの利用者に知らせたい場合は、Facebook広告を使用して宣伝することも可能です。
- 直接やり取りが可能:応募してきた求職者とは、Messengerを通してやり取りを行い、求人から採用まで、全てFacebook上で完結することが出来ます。
- 採用管理システム(ATS)を通じた利用:連携している採用管理システムを利用し、求人作成をシステム上で行えば、Facebook内でリーチを広げることができます。
- 求職者の活用方法:
求人情報を探し、応募や自身の応募履歴の管理も簡単に行えます。- 求人検索:Facebookのメニューから「求人」を選択、あるいはブックマーク (https://www.facebook.com/jobs) にアクセスすると、募集中の求人を検索することができます。
- 応募管理:希望の求人への応募は、Facebook上の応募フォームに直接記入すれば完了です。応募フォームには、利用者のプロフィールに設定された氏名や職歴が自動で表示されるので、応募前に編集し、どこまで公開するかを自身で管理した上で応募することができます。
- 直接やり取りが可能:応募後はMessengerのスレッドが開き、Messengerを介して応募した企業と直接連絡を取れるため、メッセージがいつ送受信されたのか簡単に確認することが出来ます。
Facebookは、今後も、コミュニティやビジネスをサポートするための様々な取り組みを行っていきます。