Instagram

Safer Internet Day 2020

2月11日は、オンラインの安全に関する教育・啓発活動が世界中で展開されるSafer Internet Day (セーファーインターネットデー)です。Instagramでは、その利用者すべてにとって安全で支え合いのあるコミュニティを育んでいます。この重要な啓発デーの機会を活かし、今回は利用者の安全の確保に向けたInstagramによる継続的な取り組みと、利用者が自分で利用体験をより細かく管理できるよう弊社が開発した最新ツールのいくつかをご紹介します。

Instagramで存在するべきではないものを見つけたとき

いじめや不快なコンテンツなど、Instagramに存在するべきではないものを見つけた利用者は、それをInstagramに報告できます。Instagramはコンテンツを24時間体制で速やかに審査し、「コミュニティガイドライン」に違反しているコンテンツを削除します。Instagramでの報告はいつでも匿名ですので、報告されたコンテンツの投稿者には報告者が誰なのかがわかりません。報告を送信する方法については、Instagramのヘルプセンターをご覧ください。Instagramでは、利用者からの報告のみに頼るのではなく、Instagramのルールや規約に違反するコンテンツを常に削除しています。

報告に関する透明性の向上

この度、報告に関する状況を報告者に伝える方法を改善するため、いくつかの新機能を導入します。1つ目は、サポートリクエストという新機能です。この機能では、送信した報告のステータスや報告履歴を確認することができます。報告を確認するには、Instagramの[設定]に移動し、[サポートリクエスト]をタップします。 次に、任意の報告をタップして、そのステータスに関する詳しい情報を確認します。さらに、[その他のオプション]をタップすると、ミュート、ブロック、制限、フォローをやめるといった、報告したコンテンツに対して採ることのできる対策を表示することもできます。報告したコンテンツに対するInstagramの措置に同意できない場合は、[審査をリクエスト]をタップして再審査を求めることができます。この新機能は、今後数週間でご利用いただけるようになります。

サポートリクエスト機能を表示しているInstagramアプリ

アカウントの停止に対する異議申し立てプロセスの改善

アカウントの停止に対して異議申し立てを行う際にInstagram内で直接利用できる新しいオプションも導入します。これまで、このオプションはInstagramヘルプセンターを通じてのみ利用できました。今後は、停止されたアカウントにログインしようとすると、この異議申し立てオプションがアプリ内に自動で表示されるようになります。このオプションでは、ユーザーネームが自動的に入力された状態になっていますが、氏名とメールアドレスに加え、アカウントの停止というInstagramの措置が誤りであると考える理由を入力する必要があります。最後に、[審査をリクエスト]をタップして、アカウントの停止に関する再審査をリクエストします。審査結果によってはアカウントを復元できることがあります。この機能は、今後数週間でご利用いただけるようになります。

アカウントの停止に対する新しい異議申し立てプロセスを表示しているInstagramアプリのスクリーンショット

いじめや嫌がらせを防止する

オンライン上でいじめを経験する若い世代は、被害を報告したり相手をブロックしたりすることをためらう傾向があることがわかっています。これを踏まえ、昨年Instagramでは[制限する]という新機能を開発しました。アカウントを制限すると、そのアカウントに関するお知らせが一切届かなくなります。制限されたアカウントからのコメントは制限を実行した利用者と制限された利用者にのみ表示されます。制限されたアカウントからのメッセージは[メッセージリクエスト]に自動的に移動します。制限されたアカウントの利用者は、送信したダイレクトメッセージが既読であるか、その送信相手がInstagramで現在アクティブであるかを知ることはできません。

Instagramでは、いじめに立ち向かうための機能に加え、それが起きる前に防止するための新たな方法も開発しています。InstagramのAIは、不快に感じさせる可能性のあるコメントやキャプションをフィード投稿から検出することができます。InstagramではこのAIを活用して、そのような内容を作成した利用者に対して、これまでいじめの報告で指摘されている言語に類似する言語を使っていることを伝える通知を送信しています。そのため、この通知を受けた利用者は、該当のキャプションやコメントを実際に投稿する前に編集することができます。こうした事前の通知は、不快に感じさせたり、人を傷つけたりする可能性のある言語を投稿することを思いとどまらせる効果があることがわかっています。

[制限する]機能のプロセスと制限されたコメントを表示しているInstagramアプリのスクリーンショット

アカウントの安全を保つ

強度が高いパスワードを設定したり、二段階認証を有効にしたりと、利用者が自分でアカウントの安全を保つためにできる簡単な手段がいくつかあります。二段階認証を有効にする際には、主なセキュリティ強化方法として認証アプリを利用することをおすすめします。

Instagramでは、万一アカウントが不正アクセスされた場合でも、利用者が複雑な手続きを踏まなくても、アカウントにログインしてアクセスを回復できるようサポートしています。ログインできない利用者や、ログインページで[さらにヘルプが必要な場合]を選択した利用者には、アカウントへのアクセスを回復するために必要なサポートを自動で提供しています。まず、このような利用者には、アカウントの所有者であることを確認してもらうためのオプションが表示されます。例えば、利用者はコードをメールアドレスまたは電話番号で受け取って入力することで、所有者の確認を行うことができます。次に、利用者はサポートに従ってメールアドレス、電話番号、その他のプロフィール情報を更新します。この更新プロセスが完了すると、該当のアカウントへのその他すべての不正アクセスが削除されます。そのため、不正にアクセスした人によってアカウント情報が改ざんされている場合でも、アカウントへのアクセスの回復が可能になります。さらに、ユーザーネームに関する安全を確保するため、アカウントに不正アクセスされた利用者がユーザーネームを変更した場合、変更後の一定の期間、他の利用者が変更前のユーザーネームを取得できないようにしています。

また、近年増え続けているフィッシングへの対策として、メールが正当であるかどうかを簡単に見分けることができるInstagramからのメールという機能を開発しました。Instagram設定に移動して[Instagramからのメール]をタップすれば、Instagramから届いた最近のメールをすべて確認できます。この機能により、あたかも公式のInstagramアカウントから送信されたかのように装うフィッシングメールから、本当にInstagramが送信したメールを見分けることができるようになります。

プライバシーを自分で管理

利用者は自分がInstagramでシェアするものを管理できます。アカウントを非公開にすることで、自分をフォローしようとする人を承認できます。フォロワーをいつでも削除できます。自分の投稿にコメントできる人を選ぶこともできます。[アクティビティのステータスを表示]をオフにすると、自分がオンラインの状態であることが他の利用者には見えなくなります。この設定を行うには、設定メニューの[プライバシーとセキュリティ]にアクセスします。誰にも見せたくなくなった写真や動画がある場合は、投稿の上にある[削除]をタップして削除するか、アーカイブすることができます。

利用者は、自分のストーリーズを表示する相手やシェアする相手を管理できます。ストーリーズの右下にある[…]で[ストーリーズ設定]をタップします。 この設定では、自分のストーリーズを表示させないアカウントを選択したり、それに対して返信やシェアといったアクションを実行できる人を管理したりできます。自分のストーリーズを少数の人だけにシェアしたい場合は、ストーリーズで親しい友達リストを作成して、そのリストに加えた人だけにシェアできます。リストを作成するには、プロフィールに移動し、サイドメニューで[親しい友達]をタップします。

弊社は、利用者がInstagramで自分と連絡を取り合える人をより細かく管理できるようにするため、自分にダイレクトメッセージを送信できる人を制限するための新しい設定の運用を最近開始しました。この新機能では、自分がフォローしている人のみに、自分にメッセージを送信することや自分をグループスレッドに追加することを許可できます。この新機能は、今後数か月にわたってテストされる予定です。

メッセージコントロールのオプションを表示しているInstagramアプリのスクリーンショット

昨年、弊社はInstagramを介してサードパーティアプリケーションと共有されるデータを利用者が自分で細かく管理するために役立つ機能を導入しました。利用者は[設定] > [セキュリティ] > [アプリとウェブサイト]の順にタップして、サードパーティサービスとのつながりを管理することができます。 [アプリとウェブサイト]では、自分のInstagramアカウントと今後つながらせたくないサードパーティサービスを削除できます。利用者によって削除されたサードパーティサービスは、その利用者のアカウントに関する新しいデータにアクセスできなくなります。

虚偽の情報の特定

Instagramにおける虚偽の情報の拡散を減らすため、弊社では世界中の 独立したサードパーティファクトチェッカーと連携して、虚偽の情報の特定、審査、ラベル付けに取り組んでいます。Instagramでは、サードパーティファクトチェッカーによって虚偽または一部虚偽と評価されたコンテンツに対して、それを閲覧、信用、シェアするかを利用者が自分で判断するうえで役立つラベルを表示しています。Facebookで虚偽または一部虚偽と評価されたコンテンツがInstagramに投稿された場合でも、ラベルが自動で表示されます(その逆も同様です)。このラベルは、フィード、プロフィール、ストーリーズ、ダイレクトメッセージで、該当のコンテンツを見る世界中の人たちに表示されます。

利用者は、虚偽の情報であると考えられるInstagram投稿を報告することもできます。報告を送信するには、該当の投稿の右上にある[…]をタップし、[不適切である] > [虚偽の情報]の順に選択します。 利用者による報告は、その他のシグナルと併せて、虚偽の可能性のある情報を見つけて措置を講じるために役立てられています。

さらに、先日InstagramとFacebookは、The Poynter Instituteとの提携による MediaWise Voter Project(#MVP)という全国的な新しいメディアリテラシープログラムの立ち上げについて発表しました。無党派のこのプロジェクトでは、全米の大学キャンパスでオフラインによるメディアリテラシートレーニングセッションを開催し、若い世代の人たちに彼らが消費するメディアや情報について深い理解を促す啓発活動を展開します。

Instagramでは、すべての方に安心してInstagramをご利用いただくため、その利用体験をコントロールするために役立つツールの開発と情報の提供に全力で取り組んでいます。安全を保つためにご利用いただける機能について、詳しくはhttps://about.instagram.com/community/safetyをご覧ください。


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