~初の都道府県レベルでの連携を締結し、地方創生支援をさらに加速~
フェイスブック ジャパンは2月5日、情報リテラシーの向上、魅力発信、中小企業振興および起業家支援、地域コミュニティの活性化など6分野にわたる連携と協働に関する包括連携協定を締結しました。本協定に基づき、フェイスブック ジャパンと大阪府は連携・協働を促進し、個性豊かで魅力ある地域社会の実現に向けた取組みを深化させていきます。また、本協定に基づく第一弾の活動として、中小ビジネス向け、観光ビジネス向けのセミナー「その先へ With Facebook 大阪府」、ならびに行政職員向けの情報リテラシーセミナーを3月に開催します。
フェイスブック ジャパンは、「つながることで、今日の課題を明日の機会に」をテーマに、FacebookやInstagramの強みであるコミュニティの力やテクノロジーを活用し、日本の様々な領域における課題を、成長に向けた新しい機会へと変えていくサポートをしていきたいと考えています。この考えのもと、地方創生支援に向けた取組みとして、2018年7月に兵庫県神戸市と、2019年1月に山口県下関市と、同年7月に東北5市(岩手県盛岡市、秋田県横手市、湯沢市、大仙市、仙北市)連携協定を締結し、フェイスブック ジャパンの地方活性化支援プログラムを活用した地域経済・コミュニティ活性化施策を展開し、様々な成果を上げています。
今回、フェイスブック ジャパンとしては初めて都道府県レベルとなる大阪府と連携協定を締結し、中小企業振興、情報リテラシーの向上、魅力発信等、幅広い分野でFacebook/Instagramを活用することにより、府民サービスの向上や府域の成長・発展を支援します。連携事項は以下の6分野です。
1. 情報リテラシー向上に関すること
Facebook/Instagramを活用した効果的、効率的な情報発信を行っていただけるよう、大阪府および府内市町村職員の皆様を対象に、Facebook/Instagramの活用方法から、運用ルール、トラブル対策など、活用ノウハウを提供するセミナーを開催します。また、すでに運営中のFacebook/Instagramでの情報発信内容等の分析を行い、継続的に改善アドバイスを提供していきます。
2. 魅力発信に関すること
公民連携の取組みとして、大阪府と府内市町村の情報を発信するオールOSAKAのプラットフォーム「OSAKA愛鑑」や大阪府の広報担当副知事「もずやん」による情報発信を支援します。また、2025年に大阪・関西で開催される日本国際博覧会に向けた機運醸成を図るべく、関連情報の発信およびSDGs(持続可能な開発目標)の普及・啓発活動などを支援します。
3. 中小企業振興および起業家支援に関すること
FacebookページやInstagramビジネスプロフィールは無料かつ簡単に利用が可能で、人材不足や予算が理由でこれまでマーケティング活動を本格的に実施できていなかった中小ビジネスに最適なプラットフォームです。商圏の潜在顧客に向けた情報発信を行うことで、これまでも販路の拡大や新規顧客の獲得といった成果を挙げています。大阪府と連携して、中小ビジネス向けや観光ビジネスに特化したFacebook/Instagramの活用ノウハウを提供するセミナーを開催し、効果的なマーケティング活動の実施、ビジネスの拡大、人材確保といった課題解決を支援します。また、さらに一歩進んだFacebook/Instagramの活用方法を学んでいただく「Facebook Blueprint」や女性起業家支援に向けたプロジェクトも実施します。
4. 地域コミュニティ活性化に関すること
Facebook/Instagramは、人と人をつなぎ、コミュニティの形成をサポートするプラットフォームです。シニアや初心者を対象としたFacebook活用セミナーの開催、保護者や各種団体を対象としたSNS活用セミナーを開催し、SNSを活用した地域コミュニティの活性化を支援します。
5. 青少年に関すること
府内の中・高校生を対象に、コミュニケーションツールとしての基礎的な活用方法をはじめ、問題のある投稿やダイレクトメッセージの対処方法等について出前授業を実施し、正しく安全なSNSの使用方法についての教育を推進します。同時に、青少年や保護者を対象としたネットリテラシーに関する情報が閲覧できるFacebookページの開設等、SNSの安全な利用を支援します。
6. 防災に関すること
Facebookでは、有事の際の安否確認や支援要請・提供などの情報を集約化することができる「災害支援ハブ」など、「安全なコミュニティ」づくりに向けた機能の提供やコミュニティ支援を行っています。これまでの知見に基づき、有事におけるFacebook/Instagramの活用方法を大阪府に提案するほか、大阪府が主催する防災に関連したイベントやセミナーにおいて、有事におけるFacebook/Instagramの効果的な利用方法について啓蒙を行い、危機管理意識の向上を図っていきます。
今後の展開について
本協定に基づく最初のプログラムとして、3月17日、18日に中小ビジネス向け、観光ビジネス向けのセミナー「その先へ With Facebook 大阪府」を、3月19日に行政職員向けの情報リテラシーセミナーを開催します。「その先へ With Facebook 大阪府」は本日より、以下のWebサイトで募集を開始します。
その先へ With Facebook 大阪府
URL:http://boostwithfacebookosaka.splashthat.com/
今回の締結に際し、フェイスブック ジャパン 代表取締役 味澤 将宏は以下のように述べています。
「大阪府との連携協定は、フェイスブック ジャパンとしては初めて都道府県レベルの連携であり、より広範にフェイスブック ジャパンの地方活性化支援プログラムを活用いただく機会を得たことを非常に嬉しく思います。グローバルなネットワークを備え、人と人をつなぐプラットフォームであるFacebook/Instagramならではの価値を通じ、大阪府域における経済・コミュニティの活性化に貢献していきたいと考えています。」
大阪府知事 吉村 洋文様のコメント
「フェイスブック ジャパンが持つSNSに関わる知見や活用のノウハウを提供いただき、大阪の魅力や府政情報の効率的な発信を通じ、府民サービスの質の向上を図りたいと思います。また、青少年を含む府民の皆さんの情報リテラシー向上や中小企業振興、災害時支援など、多分野にわたる連携を進めていき、大阪のさらなる発展を目指していきます。」
※2020年2月21日追記
3月17日、18日に予定されていた中小ビジネス向け、観光ビジネス向けのセミナー「その先へ With Facebook 大阪府」は、新型コロナウィルスの感染拡大に鑑み、FacebookのFacebook Japan公式ページでのライブ配信での開催へと変更になりました。詳細は以下のWebサイトをご確認ください。
その先へ With Facebook 大阪府
URL:http://boostwithfacebookosaka.splashthat.com