Instagramは2019年10月4日(米国時間10月3日)、親しい友達と写真や動画を通じてより気軽にやりとりができる新しい単独メッセージアプリ「Threads(スレッズ)」をローンチしたことを発表しました。
Instagramはこれまでも、利用者が写真や動画などビジュアルをシェアして大切な人とつながることができるよう、毎日のちょっとした瞬間を共有するInstagramストーリーズや、メッセージをやりとりするダイレクト機能など、様々なツールや機能を導入してきました。
しかし利用者は、特に身近な友達とは1日を通してより密接にコミュニケーションを取り、いま何をしていて、どんなことを感じているかを、写真や動画で共有したいと感じていることが分かりました。そこで、親しい友達とのメッセージのやりとりに特化した新しいアプリ、Threadsを開発しました。
Threadsは、親しい友達とより簡単につながること、瞬時にやりとりができること、そしてプライバシーを考えてデザインされた単独アプリです。利用者は、Instagramで作成した「親しい友達リスト」に追加されているアカウントと、写真・動画・メッセージ・ストーリーズなどをシェアすることができます。Threadsでやりとりする相手は利用者自身がカスタマイズし、管理することができます。
親しい友達専用のメッセージアプリ
2018年11月に追加された機能の「親しい友達リスト」によって、ストーリーズ投稿をあらかじめリストに追加したアカウントに限定してシェアできるようになりました。Threadsでは、親しい友達リストのアカウントとメッセージのやりとりをすることができ、ダイレクトメッセージが届くと専用の受信箱に届きます。まだInstagramで親しい友達リストを作成していない場合は、Threadsをダウンロードしてからアカウントを選択し、直接リストを作ることができます。
瞬時に写真と動画をシェア
Instagram上で、親しい友達に写真や動画を最速でシェアする方法がThreadsです。アプリを開くと最初の画面にカメラが表示されます。特にやりとりが多い友達をショートカットとして追加しておけば、写真や動画を撮影して送信するまで、たった2回タップするだけで、いま何をしているのかを共有することができます。
ステータスで友達の状況をチェック
利用者からは、写真を撮って送ったり、メッセージのやりとりをする時間がないときでも、自分がそのとき何をしているのかを伝えることで、1日を通して気軽に友達とつながる方法がほしいという声がありました。それが、Threadsに「ステータス」を追加した理由です。利用者は「勉強中?」のようにあらかじめ用意されたステータスを選択するだけでなく、「考え中?」のように自分でオリジナルのステータスを作成することもできます。また、自動ステータスをONにすれば、そのときいる場所に合わせて自動的に更新され、「移動中?」のように、詳細は伏せたままで自分の状況をシェアすることができます。自動ステータスを見ることができるのは親しい友達のみで、表示するかどうかはON/OFFで選択することができます。
ステータスはプライバシー保護を考慮してデザインされており、自分のステータスを表示するか、誰とシェアするかは利用者自身が管理することができます。プライバシーとThreadsについて、詳細はこちらからご覧いただけます。
ダイレクト機能もこれまでどおり使用可能
Threadsには、親しい友達リストにあるアカウントとのやりとりだけが表示されます。これらのメッセージはInstagramのダイレクト機能にも表示されるため、どちらのアプリでも会話を続けることができます。
ThreadsはiOS と アンドロイド版ともに、本日よりダウンロードいただけます。詳細についてはヘルプセンターをご参照ください。