Instagramは2019年10月3日(米国時間10月2日)、7月にテストを開始した望まないやりとりからアカウントを保護するための「制限」機能を日本を含む全世界で提供開始したことを発表しました。
オンライン上のいじめは複雑な問題です。オンライン上でいじめを経験する若い世代は、被害を報告したり相手をブロックしたりすることをためらう傾向があることがわかっています。「制限」機能は、Instagram上で相手がどのような態度をとっているのか把握しながらも、相手に知られることなく望まないやり取りからアカウントを守ることができます。
使い方は以下の通りです:
- 特定のアカウントを「制限」したいときは、コメントを左にスワイプします。または、[設定] の [プライバシー設定]や相手のプロフィールからでも直接設定が可能です
- 「制限」機能を有効にすると、指定したアカウントが自分の投稿に対して追加するコメントはそのアカウントにのみ表示されるようになります
- 「コメントを見る」をタップして制限したアカウントからのコメントを確認したり、承認して他の利用者に表示することができます。もちろんコメントを削除したり、承認せず無視したりすることも可能です。制限したアカウントからコメントがあっても、通知は届きません
- 制限したアカウントからのダイレクトメッセージは自動的にメッセージリクエストに移動され、通知は届きません。メッセージを見たい場合は読むことができますが、既読になったことや自分がInstagram上でオンラインであることは相手に表示されません
- 「制限を解除」した場合、その後のダイレクトメッセージは通常通り受け取れるようになります
Instagramは今後もオンライン上のいじめ対策で業界を牽引する存在になることを目標に、コミュニティが安心して利用できるプラットフォームであり続けるためのツールの導入や機能の改善を継続して行っていきます。