東北地方や関東地方、東北地方を中心に広い範囲で記録的な大雨となり、全国各地に甚大な被害をもたらした「台風第19号 」により、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
有事の際に、多くの利用者の皆様がFacebookを訪れ、大切な方々の無事を確認し、支援の提供や寄付を通じて支え合っています。今回の災害を受けて10月12日に立ち上がった「災害支援ハブ」上では、多くの利用者の皆様が友人や家族の安否を確認している他、支援の要請・提供および震災関連の情報収集に活用されています。「災害支援ハブ」上の寄付ボタンを通して、日本時間10月15日(午後5時)時点で、1,200人以上の利用者の皆様から、約3万6千ドル(およそ400万円)以上の寄付が集まっています*。この寄付金は、アメリカの非営利団体「GlobalGiving」を通じて、被災者支援募金への協力として寄付させていただきます。
*寄付した人数およびその金額は、2019年10月15日午後5時現在の数字です。
利用者からの寄付が2倍に マッチング寄付を開始
同時に、世界中からの利用者の方々から日本を“支援したい・応援したい”という声を受けて、Facebookでは、ニュースフィード上に寄付を受け付ける機能を日本時間10月15日より設け、より多くの寄付の呼びかけを実施します。100万ドル(およそ1億1,000万円 )を上限金額として、Facebookからのマッチング寄付が適用され、利用者の皆様からの寄付額が2倍となり、被災地へ届けられます。
この呼びかけから集まった寄付金も、上述の「GlobalGiving」を通じて、被災者支援募金への協力として寄付いたします。「GlobalGiving」は影響を受けた地域の信頼できる非営利団体に対する助成金として寄付金を活用し、今回の台風第19号に対する支援活動が可能な団体に助成金が優先的に配分されます。
コミュニティヘルプ機能・グループ機能の活用
災害時に利用者が必要とする食料や避難場所、移動手段などを探したり提供したりすることができる「災害支援ハブ」の機能の一つ「コミュニティヘルプ機能」では、10月14日現在までに、被災地の人々から3,200件以上の投稿があり、避難場所や食料、水、生活用品、交通機関、ボランティア活動などの支援・サポートのリクエストと提供が行われています。
その他、利用者の皆様によるFacebookの活用では、台風第19号に関するページやグループが多く立ち上がり、情報共有や、復興支援に向けたコミュニティが形成され、活発に活動が行われています。
例えば、「台風19号災害支援コミュニティ」では、公開グループ上で被災状況や支援状況(避難所、給水、充電、透析等)が共有され、Facebookに投稿された情報をドキュメントやマップに集約・公開し、誰もがアクセスして最新の情報を受け取ることができます。
災害対応ガイドブックの公開
フェイスブック ジャパンは、2019年9月6日に、全国で災害復興支援に取り組む5つのコミュニティの皆様のお話から得たヒントを元にした、有事の際に役に立つFacebookの災害対応ガイドブック「もしもに備えるFacebook」を発表いたしました。SNSで災害に備える「日常からの防災」、有事の際にSNSを活用する「災害時の利用」、災害発生後にSNSで支え合う「支援・受援に向けて」の3つのフェーズに分けて、災害時の「人と人とのつながり」に焦点をあて、災害発生前や発生時、そして発生後の支援に向けて、どのようにFacebookを活用することができるかをまとめています。ガイドブックは以下よりダウンロードいただけます。
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Facebookは、今後も人々を危害から守り、その後の復興を支援する「安全なコミュニティ」づくりに向け、機能の拡充やコミュニティの支援を続けてまいります。被災された皆様には、改めて心よりお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。