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Instagram、クリエイターがARカメラエフェクトを作成・公開できる「Spark AR」プラットフォームを提供開始

Instagramは2019年8月14日(米国時間8月13日)、クリエイターがAR(拡張現実)カメラエフェクトを作成し、Instagramストーリーズ上で公開できるSpark ARを提供開始することを発表しました。FacebookのARプラットフォームであるSpark ARは、これまでベータ版として限られたクリエイターにのみ提供されていました。今後は誰でもARカメラエフェクトを作成し、コミュニティに公開できるようになります。

投稿が24時間で消えるInstagramストーリーズは、気軽に自己表現したり、日常の瞬間をシェアしたりするのに欠かせない機能で、日本ではデイリーアクティブアカウントの70%が利用*1するほどに浸透しています。

ARカメラエフェクトは、ストーリーズで利用者が体験できる楽しみを増やし、クリエイターが自らのコミュニティとつながる新たな方法を提供します。

使い方は以下の通りです:

  • エフェクトを提供しているアカウントを既にフォローしている場合
    • ストーリーズ専用カメラを開き、画面右下に表示される顔のアイコンをタップして、トレイを表示します。
    • トレイの中から該当するアイコンをタップすると、ストーリーズ専用カメラにカメラエフェクトが表示されます。
  • アカウントをフォローしていない場合
    • 他の利用者が該当するカメラエフェクトを使ってストーリーズに投稿した写真や動画を見ると、画面上部に「作成:XXXさん・試す」と表示されます。
    • 「試す」をタップすると、トレイにエフェクトを追加することができます。
  • その他 プロフィール画面から
    • ARカメラエフェクトのタブを選択し、デザインをタップすると、サンプル動画が表示されます。
    • 左下の「試す」をタップするとストーリーズ用カメラが開きます。
    • そのまま写真や動画を撮影し、ストーリーズ投稿としてシェアします。

また、ストーリーズ専用カメラを開き、画面右下に表示される顔のアイコンをタップ、トレイの最後に表示される「エフェクトを見る」をタップすると、「エフェクトギャラリー」が表示されるようになります。「エフェクトギャラリー」では、新しいクリエイターや彼らが作成したカメラエフェクトを発見して、試すことができます。

  • ベータ版が提供されている期間、日本でも下記2つの例のように様々なクリエイターがARカメラエフェクトを作成・公開しています。2018年10月、アジア太平洋地域でカメラエフェクトをデザインする初めての著名人として、渡辺直美さん(@watanabenaomi703)がデザインした2種類のカメラエフェクトを追加しました。渡辺さんのトレードマークとも言える、カラフルで個性的な髪型やメイクを体験できるエフェクトです。
  • 2019年7月FUJI ROCK FESTIVAL 2019@fujirock_jp)に向けた特別デザインを2種類追加しました。FRP’19 Timetableのように特定の被写体にカメラをかざすことでエフェクトが起動するデザインを導入するのは、FUJI ROCKが日本初です。

*1: Instagram 内部データ(2018 年10月時点)


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