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日本の利用者のプライバシーを保護するための取り組みについて

利用者の皆様の情報を保護することは私たちにとって全ての中心となるものです。このたび、Facebookが注力してきたこと、すなわち不正使用を防ぎ、ポリシーを強化し、そして利用者の皆様のデータへのアプリからのアクセスを管理しやすくする等の取り組みを報告する機会をいただけたことに感謝をしております。

これまでも私たちはこの最重要課題について以下に記載しているとおり取り組んでまいりました。このたびの個人情報保護委員会による指導を踏まえ、引き続き注力し、取り組んでまいります。

プラットフォームの変更とデータアクセスを制限する対策

プラットフォームを不正使用から守るために、データへのアクセスを制限する複数の対策を講じてきました。2014年には、アクセスできるデータを大幅に制限する変更を発表、この数カ月でそれを加速させ、Facebookログインで共有される情報についても制限しました。レビューを受けずにアプリがリクエストできるデータを、利用者の皆様が許可した時のみに限り、名前・プロフィール写真・Eメールアドレスに制限しました。これは利用者の皆様が、アプリを直接ご自身のデバイスにダウンロードする時に必要なデータよりはるかに少ない情報です。また、過去3カ月以内にアクセスのないアプリにおいては、アプリ利用者の情報をリクエストする機能についても無効にしました。

より明確なポリシー

利用者の皆様に私たちの製品・機能がどう機能しているかを明確に理解していただき、その上でプライバシーについて設定・管理していただくことはとても重要だと考えています。そのため、利用者の皆様のどのデータを取得し、どのように使用しているかをより明確に説明するために、データに関するポリシーを更新してきました。今年7月にFacebookのすべての利用者の皆様へ、Facebookとしての公約を含んだサービス規約の更新をしました。また、Facebookのファミリーアプリである、Facebook、Instagram, Messengerや他のアプリや製品でどのようなデータを取得し、利用しているのかより明確にするために、データに関するポリシーの更新も行いました。これらの更新は明確化を目的としたものであり、新たにデータを取得・利用・共有するための権利を求めるものではありません。また、利用者の方々が過去に設定したプライバシー事項を変更するものではありません。

より使いやすくするために、プライバシー関連ツールを更新

プライバシー管理機能や他の重要なプライバシー関連ツールが見つけにくいという利用者の皆様からの声を受け、今年の5月にモバイル上の「設定」メニュー全体を再デザインし、項目を見つけやすくしました。これまでは約20の異なるスクリーンに分散していたのが、1つの画面からすべての設定ができるようになりました。 さらに、アプリにどの情報が共有されるのか、より明確にわかるようになりました。

また、プライバシー、セキュリティ、広告についても管理をより簡単にしてほしいという要望を多く受けました。5月に新設したプライバシーセンターは、数回タップするだけでデータを管理することができるメニュー画面で、どのように管理されるのかを明瞭に説明しています。見た目もわかりやすく、簡単に見つけることができます。

Facebookがどのようなデータを取得し使用しているのか説明するポリシーを提供することも重要ですが、利用者の皆様が自分の情報を管理できるようにすることも大切です。過去にシェアしたコンテンツを削除したい利用者の方々がいる一方で、Facebookがどういった情報を保有しているのかに興味を持つ利用者の方々もいます。そこで、5月には「個人データ管理ツール」を導入しました。投稿、リアクション、コメント、検索した情報など、利用者が自分の過去の情報にアクセスし、管理できるようにするためのものです。「個人データ管理ツール」から、タイムラインとプロフィールに表示されている情報を削除することができます。また、Facebookでシェアしたデータを簡単にダウンロードできるようになりました。データには、投稿した写真、アカウントに追加した連絡先、タイムライン上の投稿などが含まれます。

同時に「履歴のクリア」機能も現在開発中です。「履歴のクリア」を使うと、利用者の皆様がウェブサイトやアプリを利用した際に、Facebookに共有している情報を確認したり、共有された情報を自身のアカウントから消去したり、 Facebookが今後その情報を利用者の皆様のアカウントに紐づけて保持できなくするオプションを選択することができます。

新しいプライバシー管理機能

また、「一般データ保護規則(GDPR)」施行に合わせた取り組みの一環として、新しいプライバシー管理機能も拡充いたしました。これはヨーロッパに居住する利用者の皆様だけでなく、世界中の利用者の皆様に提供しております。利用者の方に確認していただける項目は下記です。

  • 顔認識機能の使用許可について
  • 以前から共有していた利用者に対し、プロフィールで公表されている政治観、宗教・信仰、交際ステータスについて今後も共有するか否か
  • Facebook が、より関連性の高い広告を表示するためにパートナー(「いいね!」ボタン等のFacebookビジネスツールを利用するアプリやウェブサイトを含みます)からの情報を広告表示のために利用することを希望するか否か

データ不正使用についての対応

Facebook は今後とも、もしプラットフォームの不正使用が起こった場合には、利用者の皆様へのご報告を適切に実施し、個人情報保護委員会および各国の規制機関と協力致します。

現在も、2014年にアクセスできるデータを大幅に制限する前に、多くの情報にアクセスしていたサードパーティアプリの調査を進めています。その上で、不正使用が発覚したアプリ開発者のプラットフォームへのアクセスを禁止し、不正使用により影響を受けた利用者の皆様にはご報告をしております。

今後について

これまで、政府機関やプライバシーの専門家とともにプライバシーの製品機能の発表や更新を行ってまいりました。これからもアプリの調査を続け、プラットフォームの安全性を高めるために必要な変更を加え、利用者の皆様の情報を保護するための製品・機能開発に全力で取り組みます。


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