Facebook は5月24日(米国時間)に、今週から順次、利用者の皆様にプライバシーに関する重要な情報について確認していただくための通知をお送りすると発表しました。Facebookがどのように情報を取得し活用しているのかをより明確に説明するための取り組みの一環になります。
Facebook は、これまでデータに関するポリシーの更新や、プライバシー管理機能をより簡単に見つけやすくするなどの取り組みを行ってきました。これらの取り組みに続き、今週から、ニュースフィードが表示された際に、広告、顔認識機能、プロフィールで共有している情報の詳細についての確認をお願いする通知をお送りさせていただきます。似たような通知は、すでにEU加盟国の利用者の皆様に向けて、「一般データ保護規則(GDPR)」施行の準備としてお送りさせていただいており、今回、通知が全世界中の利用者の皆様に送られることになります。
詳細はこちらのビデオからもご確認いただけます。
Facebook は今後数週間にわたり、利用者の皆様に以下の情報を含む通知を表示します。
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- Facebook が、より関連性の高い広告を表示するために、どのようにパートナーからのデータを利用しているかについて
- プロフィールで公表されている政治観、宗教・信仰、交際ステータスについて
- プライバシー保護の機能を含む、どのようにFacebookが顔認識機能を使用しているかについて
- 4月に発表したサービス規約およびデータに関するポリシーの更新について
利用者の皆様には、選択していただいている設定内容の要約が表示され、現在使用されていない機能について表示されることはありません。たとえば、すでに顔認証技術を用いた機能やパートナーからのデータに基づいた広告表示機能を使用しないように設定していた場合、再度、Facebookから機能を使用するように求めることはありません。
利用者の皆様が選んだ設定内容は、起動時の画面にも反映されます。
今回の通知を受けて変更していただいた設定内容についても、一般アカウント設定の画面、もしくはプライバシーセンターからいつでも変更することができます。Facebook は今後数カ月間にかけて、プライバシーに関するさらなる情報をお知らせすると共に、「履歴のクリア」機能に対するご意見を含む利用者の皆様からのフィードバックをいただく予定です。