Instagramは2017年9月26日(米国時間)、全世界の月間アクティブ利用者数が8億人を突破したことを発表しました。同時にフィード投稿にコメント可能な利用者を管理できるコメントツールなど、Instagramをより安心して利用いただくための新たな機能も導入します。
Instagram共同創業責任者兼最高経営責任者のケビン・シストロムは「Instagramは8億人以上のコミュニティへと成長し、うち5億人に毎日利用いただくまでに成長しています。プラットフォームを安全に保ち、利用者同士が互いに思いやりを持てるポジティブな環境づくりに取り組むことがより一層求められていると感じています」と述べています。
Instagramはサービス開始当初から、世界中の誰もが安心して利用できるプラットフォームであり続けることを目指してきました。多様なバックグラウンドを持つ人々がお互いに支え合える場所を実現するため、今後も様々なツールの導入や機能の改善を行なっていきます。
新たに発表したツール及び取り組みは以下の通りです。
コメントコントロール機能
フィード投稿にコメントできる対象を管理できる機能を追加しました。プロフィール画面の歯車アイコンをタップし、[コメント]から[コメントコントロール]を選択すると設定を変更できます。
- 公開アカウントの利用者は「誰でも」「フォロー中の人とフォロワー」「フォロー中の人」「フォロワー」のいずれかを選び、自身のフィード投稿にコメントできる対象を管理できます。また、フィード投稿へのコメントをブロックするアカウントも指定できます。
- 非公開アカウントの利用者も同様に、フィード投稿へのコメントをブロックするアカウントを指定できます。
ライブ配信中、サポートが必要と思われる利用者を匿名で報告
ライブ配信中の利用者が助けを必要としていると思われる場合、匿名で報告し、サポートを提供できるツールを追加しました。Instagramではフィード投稿でも同様のツールを提供しており、今回の機能追加によって、利用者がいつでも適切なサポートを得られたり、助けを求めたりできる環境の実現を目指しています。
- ライブ動画を視聴している利用者から匿名報告があった投稿者には、Instagramからメッセージが表示されます。メッセージはヘルプラインの情報やサポート情報、知り合いと直接話すことを促す内容です(下記参照)。
- ライブ動画を視聴中に匿名報告をする際には、画面下の[…]をタップし[報告]を選択します。
- Instagramでは専属チームが毎日24時間体制で世界中からの匿名報告に対応しています。
「#思いやりを言葉に」キャンペーン
「#思いやりを言葉に」はInstagramによるキャンペーンです。世界各国で”思いやり”をテーマにしたアートが描かれた壁(アートウォール)を公開し、利用者にウォール前で撮影した写真・動画にポジティブなコメントを添えてシェアすることを呼びかけるもので、日本でも近日中にウォールをお披露目する予定です。
また、本日よりインスタグラム ストーリーズでご利用いただける“思いやり”をテーマにしたスタンプ(以下参照)も公開いたします。
日本人アーティストChocomoo(@yukachocomoo)さんによる期間限定スタンプ
今回のアップデートについての詳細に関しては、Instagramの日本語公式アカウント@instagramjapanをご参照ください。