Facebookは9月14日(米国時間)、Facebook上に「災害支援ハブ」を新設し、災害支援に関する機能を拡充しました。「災害支援ハブ」では、セーフティチェック(災害時安否確認機能)やコミュニティヘルプなどの機能が同一のページに表示されるようになります。
また新たに、Facebookのコミュニティから投稿された災害に関する記事、動画、画像のリンクが追加されます。今回のアップデートにより、利用者は災害についてより多くの情報を得ることができるようになります。
Facebook上の災害支援ハブ
私たちはこれまで、Facebook上のコミュニティから学んだことを活かして、災害支援に関する多くのツールを改善させてきました。いまでは、友達や家族に安否を知らせたり、被害状況を調べたり、共有したり、またコミュニティの復興を支援することができます。そして間もなく、利用者は「災害支援ハブ」を利用することができるようになり、今後数週間の間に、デスクトップやモバイルのメニューボタンからアクセスすることで、次のツールが表示されるようになります。
- セーフティチェック(災害時安否確認機能):友達や家族へ簡単に安否を知らせることができます。現在の機能と同様に、利用者が災害地域にいる場合は、災害支援ハブのトップに表示されます。
- 記事、画像、動画へのリンク機能:災害に関する情報を得るために、災害に関連したコンテンツが表示されます。
- コミュニティヘルプ機能:利用者は被災したコミュニティを助けるため、支援の要請や提供をすることができます。
- 募金キャンペーン機能:基金を設立したり、寄付したりすることで、被災者や災害支援を行うNPOをサポートします。
(※この機能は2017年9月時点、アメリカでのみ利用可能です。)
災害時に有用なコンテンツの追加
利用者がセーフティチェック(災害時安否確認機能)の通知を受け取ったり、災害が起きたことを知ったりする時、利用者は十分な情報を得られておらず、もっと詳細を知りたいと思うでしょう。そこで今後は、災害に関連した記事、画像、動画へのリンクが表示されることで、利用者は同一のページからより多くの災害情報へアクセスすることができるようになります。セーフティチェック(災害時安否確認機能)の通知や関連情報はニュースフィード上に表示され、災害についての詳細を知るための手助けになります。
私たちは「災害支援ハブ」の設置によって、利用者の安全を維持し、コミュニティの再構築と復興を支援するための有益な情報を提供し続けます。