本年9月にFacebookのニュースフィードで360動画が視聴できるようになって以来、数千の360動画が様々な事業者から投稿されました。
今では、ABC News、Apple Daily (Taiwan)、BuzzFeed、FOXのScream Queens、Frontline、GoPro、LeBron James & Uninterrupted、New Orleans SaintsそしてNickelodeonなど多くの事業者が新作の360動画をFacebookに投稿しています。今日はこれに加えて360動画について幾つかのアップデートを発表します。
さらに様々な場所で360動画が視聴可能に
360動画はAndroid端末、デスクトップ版Facebookに加え、iOS端末からも視聴できるようになりました。事業者にとっては、動画をより様々な場所から視聴いただけるようになります。さらに、Samsung Gear VRと、サポート対象のSamsungスマートフォンからは、Gear VRを通してより簡単にニュースフィード上の360動画を視聴でき、より臨場感のある映像体験が可能となります。
動画制作者向けのサポート
360動画の制作者をサポートするために、マイクロサイトを用意し、360動画に関する様々な情報やリソースを提供します。ここでは、アップロードのガイドライン、よくある質問、事例などを、バーチャルリアリティコンテンツのスタジオVrseのChris MilkとAaron Koplinから紹介します。
加えて、360動画を投稿するFacebookページ向けに、動画設定のガイドもご紹介します。ページ管理者は、動画アップロード前に、初期のカメラ視点や水平位置を編集するなど、ポストプロダクションでのより多くの編集が可能になります。
市販のカメラからの360動画のシェアも可能に
市販のカメラで撮影された360動画も簡単にアップロードできるようになります。Theta、Giroptic、IC Real Tech、360flyなどのカメラメーカーと協力し、アプリ内での「Facebookへ投稿」オプションを提供します。これらのカメラで撮影された動画は直接モバイルアプリから投稿可能となり、友達や家族などと360動画体験をシェアしやすくなります。
ブランドによる360動画
最後に、360動画を広告形式として提供するためのテストを開始します。AT&T、Corona (AB InBev)、Nescafe (Nestle)、Ritz (Mondelez)、Samsung、Walt Disney World(Walt Disney Parks and Resorts)が360動画の広告を配信し、さらに他の広告主ともテストを実施していきます。これを通して、マーケターの方々に、より世界観を味わえ、携帯端末に最適化されたクリエイティブなコミュニケーションの機会をご提供できることとなります。