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追悼アカウント管理人を指定できる機能が日本でも利用可能に

LegacyContact-main (2)

 

2015/05/12 10:29
内容に誤りがありましたため、訂正いたしました。
誠に申し訳ございません。
訂正内容:
・カナダは未提供のため、ご案内から削除しております。
・スクリーンショットを日本語版に変更いたしました。

Facebookは日頃から、家族や友達とのつながりを深めていただく場となっています。そのため、時として亡くなった方に思いをはせる機会もあるでしょう。そんな時、亡くなった方のFacebookアカウントは、周りの方にとって故人の生きた証、思い出、その方との友情を思い起こす場所となることもあります。

この度、利用者が亡くなった後の追悼アカウント管理人を、生前に利用者ご自身が指定できる新機能が日本でもご利用いただけるようになりました。

米国で2015年2月に新たに追加された本機能は、今回米国外では世界に先駆けて日本、オーストラリア、ニュージーランドで提供開始されました。

以前より、利用者が亡くなった場合、その方の家族や友人からのリクエストに応じて、Facebookでは故人のアカウントを追悼アカウントに変更する機能をご用意しています。今回追加された新機能では、追悼アカウントで管理人が以下の操作をできるようになります。

  • 追悼と表示されたタイムラインで一番上に表示される投稿(例えば、葬儀のお知らせや特別なメッセージを表示するなど)
  • まだつながっていなかった家族や友達からの友達リクエストへの対応
  • プロフィール写真とカバー写真の変更

追悼アカウント管理人を指名する際、Facebook上でシェアされていた写真や投稿、プロフィールなどのアーカイブのダウンロードを許可するか設定できるようになります。その他の設定は、追悼アカウントに切り替わる前のものが継続されます。管理人であっても、追悼アカウントに本人としてログインすることはできず、故人のプライベートなメッセージを閲覧できるようになることはありません。

追悼アカウントに切り替える代わりに、利用者はご自身の死後にFacebookアカウントを永久に削除するという選択も可能です。

これまでの追悼アカウントは、「追悼」という表示をするという基本的な機能のみで、内容を変更することはできませんでした。

大切な人を失った経験のある方の故人を悼む思いや、ご自身の死後にもアカウント上に生前の意思を反映したいという方々のご意見に触れ、私たちができることはまだあるのではないかという思いにいたり、今回の新機能の追加につながりました。

追悼アカウントのリクエスト方法は以下のとおりです。

設定ページから、セキュリティを選択し、一番下の「追悼アカウント管理人」を選択します。

LegacyContact-1Settings

LegacyContact-2Choose

「追悼アカウントを有効にする」から「管理人」を選択すると、管理人に指名する人へメッセージを送れるオプションが表示されます。

LegacyContact-3Message

追悼アカウントになった後にFacebook上で投稿や写真、プロフィール情報のダウンロードを許可するかの選択ができます。

LegacyContact-4Data

今回の新機能追加に合わせて、追悼アカウントのタイムラインも変更しました。故人の名前の上に「追悼」の言葉を添えたほか、管理人が投稿をタイムラインの最上部に固定表示する機能を追加しました。

Legacy Contact_Timeline

追悼アカウント管理人の設定は利用者の任意で設定できるオプトイン機能となります。

今回の機能が、ささやかながら故人を追悼する方々への心の支えになればと願っています。

投稿者:ヴァネッサ・カリソンーバーチ(プロダクト・マネージャー)、ジャスミン・プロブスト(コンテンツ・ストラテジスト)、マーク・ゴエヴァ(ソフトウェア・エンジニア)



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