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2015年「F8」: Facebookアプリとの新たなつながり方

現地時間25日朝、本日の朝サンフランシスコで毎年恒例のFacebook開発者会議「F8」が幕を開けました。今年の開発者会議には、次世代アプリの構築に携わる開発者が2,500名以上参加しています。昨年Facebookの開発者コミュニティの規模は2倍に拡大し、Facebookに携わる開発者の数は今や数十万名規模になっています。そのうち70%は米国外を拠点にしています。

午前中はマーク・ザッカーバーグが基調講演を行い、今年の「F8」のテーマとして、利用者を最優先にすること、Facebookの提供するアプリを通じてつながる可能性を広げること、そして情報共有の未来像を先んじて提供することの3点が強調されました。

本日Facebookは、開発者によるモバイルアプリの作成、利用促進、収益化を支援する25以上の製品とツールを発表しました。Facebookはすべてのモバイルプラットフォームと最大13億9,000万人の潜在ユーザーとのつながりを提供し、開発者はその得意分野、すなわちイノベーションに集中できるようになります。

  • Messengerプラットフォーム — Messengerとアプリの新しい連携方法が導入されます。これによりGIFファイル、写真や動画、音声ファイルなどを使用して、自分の気持ちや状況を相手によりわかりやすく伝えることができるようになります。開発者にとっては、アプリの成長と利用を促進する機会の増加が見込めます。
  • Businesses on Messenger  —人々が企業とコミュニケーションし、やり取りをする手段を改革する最初のステップを一足先に体験できます。
  • 新しいShare Sheet — アプリからFacebookに情報を共有する、シンプルで一貫性のある利用体験を提供します。
  • Facebook Analytics for Apps —Facebook Analytics for Appsは、開発者が利用者にとって優れたアプリと体験を提供できるようサポートします。開発者はこの単一のツールからオーディエンスを理解し、マルチデバイスでのアプリの使用状況を測定でき、効果的なマーケティングキャンペーンを展開することができます。
  • LiveRail— モバイルアプリのパブリッシャーは、LiveRailの収益化プラットフォームを使用して、動画広告およびディスプレイ広告ビジネスを管理できるようになりました。さらに、LiveRailでは、アプリのパブリッシャーがFacebookの手法を利用し、適切なオーディエンスに向けて適切な広告を配信できるようになります。その結果、広告の効果が高まり、ユーザーにはよりよい利用体験を提供することができます。
  • モノのインターネット(IoT)  —開発者はParseを使用して、ガレージドアオープナーから、煙探知機やウェアラブルのリストバンドに至るまで、インターネットに接続するデバイス用のアプリというまったく新しいカテゴリのアプリを手軽に構築できます。
  • ソーシャルプラグインソーシャルプラグインのデザインが刷新され、モバイル上での体験が向上しました。これにより、Facebook外のコンテンツでエンゲージメントを得ることをサポートします。Embedded Video Playerはまったく新しいソーシャルプラグインです。表示枠をいっぱいに活用できるビデオプレイヤーで表現可能な、Facebook動画をパブリッシャーのサイトに埋め込むことができます。また、どのウェブサイトからもFacebookビデオの視聴や利用が可能になります。
  • 360度パノラマビデオをニュースフィードに表示 — ニュースフィードに360度のパノラマビデオを表示できるようになり、好みの角度から周囲の景色を眺められるようになりました。

本日発表されたすべての製品に関する詳細については、開発者ブログをご覧ください

2日目の基調講演にはFacebookのCTOマイク・シュレーファーと、Oculusのチーフサイエンティスト、マイケル・エイブラッシュが登壇しますのでそちらもご覧ください。Connectivity Lab、Facebook AI Research、そしてOculusからの最新情報と、これらの取り組みがコミュニケーションやテクノロジーの未来にもたらす変化について話し合います。ライブストリームはこちら でご覧いただけます



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