Facebookは米国時間の1月21日(火)、ニュースフィードのランキング・アルゴリズムに変更を加え、Facebookページ上でのテキスト投稿を、個人利用者によるテキスト投稿とは違うカテゴリーとして扱うようにすることを発表しました。
Facebookでは継続的にニュースフィードをアップデートすることで、利用者が最も興味を持つ内容を可能な限りニュースフィードのトップに表示するように取り組んできました。そのテストを実施する中で、利用者がニュースフィード上でテキスト投稿を見ると、利用者によるテキスト投稿の回数が増えるという傾向が明らかになりました。実際、初期のテストで、友達からのテキスト投稿を利用者のニュースフィード上でより多く見せたところ、一日のテキスト投稿数が約900万件増加しました。そのため、ニュースフィード上に表示するテキスト投稿を増やすアルゴリズムの変更をおこないました。
しかしながら、しばらく運用する中で、Facebookページからのテキスト投稿に対する利用者の反応が、友人からのテキスト投稿に対する反応とは異なることに気づきました。この結果を考慮して、今回のアルゴリズム変更では、Facebookページからのテキスト投稿と、友人からのテキスト投稿を違うカテゴリーのものとして区別するようにし、利用者が最も見たい投稿がニュースフィード上に表示されるようにします。今回の変更によりFacebookページからのテキスト投稿への反応は減少しますが、他の種類の投稿へのエンゲージメントが上昇する可能性があります。
Facebookページのオーナーからどのようなコンテンツを投稿するべきかという質問を多く受けますが、ターゲットオーディエンスが何を見たいかによるので回答することは難しいです。しかし、今回のアルゴリズム変更にともない、Facebookページ上でリンクをシェアする場合のおすすめの方法を解説します。
Facebookページ上でよく見られるテキスト投稿によるリンクをシェアするやり方は、下記の例(英)のように、テキスト投稿に入れこむ形でリンクをシェアする方法です。
しかし、今回のアップデートにより、Facebookページ上で最も効果的なリンクをシェアする方法は、下記の例(英)のようなリンクシェアにすることです。これにより、ニュースフィード上で投稿がビジュアルに表示され、利用者からのエンゲージメントが向上することが想定されます。
今後も利用体験を向上させるために、ニュースフィードのアルゴリズムを向上させていきます。
※当ニュースは、当Newsroom日本版開始以前の投稿のため、簡潔な文面にてお知らせしております。