Facebookは毎日、どのようなコンテンツをプラットフォームから削除すべきかをコミュニティ規定に照らして判断しています。 しかし、Facebookコミュニティの規模とプラットフォームの影響範囲を考慮すると、このような判断をFacebookだけで行うべきではないと考えます。マーク・ザッカーバーグは2018年11月、コンテンツに関わる判断に対して利用者の皆様が独立機関に異議申し立てを行えるよう、新たな方法の確立について発表しました。また、Facebookは今年1月に趣意書の草稿を発表し、その中で構成案の詳細について触れました。
このたび、この監督委員会の設立に関する皆様の意見をいただくため、パブリックコメントを募集いたします。Facebookでは、コンテンツに関わる最重要かつ難易な問題に関して、この監督委員会が独立した判断を下せるようになるために必要な事項は何か、さまざまな国際組織やシンクタンク、研究者らと継続的に協議を重ねています。今回のパブリックコメント募集もこの取り組みの一環です。
コメントフォームは、アンケートと自由形式の質問の2セクションからなります。アンケートでご回答いただいた内容は、世界各地で実施されているラウンドテーブルやワークショップの場で、貴重な情報として大いに参考にさせていただきます。 自由形式の質問は、機関のメンバー構成、事例の判断、ガバナンスなどに焦点を当てた内容になります。監督委員会をどのように構成するかについての重要な参考情報とさせていただきます。コメントの募集期間は6週間です。
Facebookは、パブリックコメントのチェックの委託先として、世界的な法律事務所であるベーカー&マッケンジーとパートナーシップを結びました。6月には、皆様からの回答および幅広い議論においていただいた内容を要約として報告書にまとめ、一般に公開します。
弊社のコンテンツポリシーとその適用に関する説明責任を確立し、それを監督するための独立機関の設立について、皆さまの貴重なご意見をいただければ大変幸いです。今後も随時進捗状況をご報告いたします。