Meta

ニュースフィードでの記事評価に役立つコンテキストボタンの提供を世界で展開開始

Facebookでは昨年、米国を対象に、ニュースフィードに表示されるパブリッシャーや記事に関する背景情報を提供するためのテストを開始しました。この機能により、どの記事を読み、信頼し、シェアするかを利用者の皆様ご自身で決めていただくための、より詳細な背景情報がご提供可能となります。このたび、この機能を世界で展開を開始します。

Facebookのコミュニティ、学術機関や業界パートナーの協力を得て実施した調査により、人々が記事の信頼性を評価し、記事の情報源を信頼できるかどうかを判断する際の決め手としている情報が明らかになりました。Facebookではこの調査結果を踏まえ、記事に関する背景情報を簡単にご確認いただけるようにします。パブリッシャーのウィキペディア記事、同じトピックについての関連記事、Facebookで記事がシェアされた回数やシェアされた場所についての情報などが表示されるほか、パブリッシャーのページをフォローできる機能も提供されます。

Facebookでは、当初のテストの対象となった情報に加え、読者にさらなる背景情報を提供するための2つの新機能もリリースします。

  • [パブリッシャーの他の投稿]: パブリッシャーが最近投稿したその他の記事について、簡単な概要がわかります。
  • [シェアした友達]: その記事をシェアした友達が表示されます。

Facebookではさらに、記事の筆者に関する詳しい情報を提供した場合に、記事の信頼性を評価しやすくなるかどうかを見極めるためのテストも開始します。このテストの対象となった方は、インスタント記事で筆者の名前をタップすることで、追加の情報を確認できます。例えば、筆者に関するウィキペディア記事からの抜粋、筆者のページまたはプロフィールをフォローできるボタン、筆者が最近発表したその他の記事が表示されます。この情報が表示されるのは、パブリッシャーがウェブサイトに作成者タグを実装することで、筆者のページまたはプロフィールを記事の署名欄に関連付け、かつパブリッシャーが自社との関連付けを認証した場合のみです。まず米国で小規模のテストを実施し、その結果を受けて次の展開を決定する予定です。

こうした機能は、Facebookジャーナリズムプロジェクトへの多数の参加者をはじめとする、幅広い利用者やパブリッシャーの皆さまからのご意見・ご提案を受けて開発されました。Facebookに表示される記事について、客観的な背景情報の提供を求める声にお応えするための開発作業は、独特の難しさを伴うものでした。この開発作業について詳しくは、Facebook Designブログをご覧ください。

Facebookでは、表示されるニュースについてさらなる背景情報を提供し、機能の改善を続けてまいります。

531日更新: 本日より、この機能を英国にも展開します。

919日更新: 本日より、コンテキストボタンをカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランドにも展開します。

  • ウェブサイト/ドメインの登録日も表示されるようになるため、情報源についてさらに深く理解できます。更新されたデザインについては下の動画をご覧ください。
  • 記事のみからすべてのリンクへと、対象を拡大します。

109日更新: 本日より、コンテキストボタンをアルゼンチン、ブラジル、コロンビア、メキシコにも展開します。

1025日更新: 本日より、コンテキストボタンをフランス、ドイツ、インド、イタリア、ポーランド、スペインにも展開します。

1212日更新:
本日より、コンテキストボタンを全世界に展開します。利用が可能な場合はウェブサイトに関する情報を表示して、ウェブサイトに関する詳細をご確認いただけるようにします。またパブリッシャーの皆さまは、ページ/ウェブサイトにコンテキストボタンを追加する方法をヘルプセンターでご確認いただけます。


:

Facebookでは、表示されるコンテンツや広告のパーソナライズ、広告の測定、セキュリティの確保のためにCookieを使用しています。サイトをクリックまたは閲覧することで、FacebookによるFacebook内外でのCookieの使用に同意するものとします。コントロール方法など、Cookieの使用に関する詳細はこちらをご覧ください: Cookieポリシー