Metaは9月15日(米国時間)、毎日世界中で数十億人が利用しているプラットフォームの体験に、さらに多くの価値を提供する新しいサブスクリプション「Meta One」を発表しました。個人、クリエイター、そしてビジネスを対象とした多様なプランがあり、Instagram・Facebook・WhatsAppにおける単体プランと、Meta AIの特典を組み合わせたバンドルプランも用意します。また、今後は編集アプリのEditsや、AIグラスなどの機能にも拡大していく予定です。
Meta Oneでは、自己表現やAI活用の幅を広げる機能に加え、クリエイターが試行錯誤にかける時間を減らして創作活動に集中できるようサポートする機能、そしてビジネスの成長を加速させる新たなツールを提供します。Meta AIをはじめとする各アプリの基本的な機能はこれまで通り無料で利用可能で、サブスクリプションで提供するのは、すべての利用者に無料で提供することが難しい高度な専門ツールやAIの拡張利用枠です。具体的な目的のためにMetaのプラットフォームを利用している個人、クリエイター、ビジネスが対象で、それぞれの利用者層に最適なプロダクト体験を提供します。
Meta Oneはグローバルで順次導入中で、50以上の機能を用意しており、今後もプランと機能を継続的に追加していく予定です。また、サブスクリプションおよびトライアルの登録数はすでに1,500万件を超えています。
個人およびAIヘビーユーザー向けのプラン
Metaは今年、Instagram Plus、Facebook Plus、WhatsApp Plusというサブスクリプションを導入しました。これらはMeta Oneにおけるプロダクト単体のプランで、InstagramとFacebookではつながりとクリエイティビティを深める機能を、WhatsAppでは整理やパーソナライズに関する機能を提供しています。
各プランは継続的に機能を強化しており、Instagram Plusでは、DMやストーリーズで使えるカスタムフォント、特定の利用者がストーリーズを閲覧したときの通知、DMのプレビューなどを追加しました。Facebook Plusでは、Messengerのカスタマイズオプションの追加やリール動画のインサイト強化に加え、リール動画やフィード投稿でのスーパーハートの提供を開始しています。
今回新たに導入するMeta Oneでは、各アプリの単体プランに加え、多くの計算リソースを必要とする先進的なAI機能の利用枠を組み合わせたサブスクリプションとして、「Core」と「Premium」と呼ばれるバンドルプランを提供します。
これにより、Museモデルを基盤とした画像の作成・編集、動画生成など、Meta AIによるメディア生成機能をより多く利用できるほか、Instagramの「Restyle」(日本では現時点で未対応)のようなアプリ内AI機能の利用枠が拡大します。ひとつのプランで、普段利用している複数のアプリをまたいで、より自由に制作を楽しむことができます。
Meta AIの日常的な利用は今後も無料であり、「Core」と「Premium」プランは、MetaのAI機能をさらに自由に使って制作したいと考える利用者に向けたプランです。初期テストでは、バンドルプラン登録者の半数以上がAIと自己表現のためのツールの双方を利用しており、特にInstagramのスタイル変更やボイスエフェクトといったAI関連の機能が登録の主な理由であることが分かっています。
クリエイターおよびビジネス向けプラン
ソーシャルメディア上でオーディエンスを拡大し、ビジネスを運営するには、魅力的なコンテンツの制作、反響の分析、新規層へのアプローチなど、日々の継続的な取り組みが欠かせません。Meta Oneのクリエイター・ビジネス向けプランは、オーディエンスや顧客がすでに日常的に利用しているアプリの中に、プロ仕様のツールや高度なAI機能を直接組み込むものです。新しくアカウントを開設したり、別のアプリをダウンロードしたりすることなく、ビジネスやクリエイターとしての活動を管理することができます。
自社や自分のプレゼンスを確立し、顧客やファンからの関心を購買などの行動につなげるための機能も充実しています。具体的には、プロフィールにウェブサイトや所在地、顧客からの評価などを掲載できる機能、リール動画上で目を引くフォローボタン、コンテンツに反応した人に自分のアカウントをフォローするよう招待を自動で送る機能などが含まれます。さらに、24時間体制の顧客対応を可能にする「Meta Business Agent」の利用枠が拡大し、売上の創出やリード獲得を支援します。
各プランは、ビジネスやクリエイターとしての成長段階に応じてより多くの機能が使えるようになる仕組みで、Facebook、Instagram、WhatsApp Businessアプリで利用できます。
今後も、中小ビジネスとクリエイターのマーケティング、業務運営、コンテンツ制作、そして最適化をエンドツーエンドで支援する機能とエージェントのスキルを追加していきます。たとえば、近日中に提供する予定の新しいプラン「Edits Plus」では、EditsのクラウドストレージとAIクレジットの利用枠が拡大するほか、Instagramのインサイトを活用してコンテンツの分析やアイデア出しをサポートするAIアシスタントも利用できるようになります。
利用をはじめる
Meta Oneの各プランは現在グローバルで利用可能で、日本では単体プランを月額239円から、個人向けバンドルプランを月額949円から、クリエイター・ビジネス向けバンドルプランを月額2,000円から登録できます。(価格表記はすべて税込)
単体プラン
- Instagram Plus(月額319円):より自由に自己表現し、友達と深くつながり、自分の体験をカスタマイズするための機能を提供
- Facebook Plus(月額319円):カスタムアプリアイコンやスーパーハートなど、自分好みに体験をカスタマイズ
- WhatsApp Plus(月額239円):限定テーマやアイコン、特別なエフェクト付きスタンプの利用に加え、チャットのピン留め上限を増やして整理整頓と個性的な表現を両立
個人およびAIヘビーユーザー向けバンドルプラン
- Core(月額949円):Instagramのストーリーズでの「Restyle」(日本では現時点で未対応)、ボイスエフェクトやクリエイティブツールの利用枠の拡大に加え、Meta AIで生成できる画像や動画の数も増えます。また、各アプリの単体プラン(Instagram Plus、Facebook Plus、WhatsApp Plus)の機能も含まれており、多彩な方法で自分を表現できます。
- Premium(月額2,900円): Coreのすべての機能に加え、Meta AIやMetaの各アプリで最も多くのコンテンツを制作できます。
ビジネスおよびクリエイター向けバンドルプラン
- Essential(月額2,000円から):プレゼンスを確立し、新規オーディエンスからの信頼を築くための機能を提供します。プレゼンスを管理するツールと、WhatsAppで24時間365日顧客に対応できるMeta Business Agentの利用枠の拡大が含まれます。認証バッジ、WhatsApp Businessアプリの認証済みチャンネル、なりすまし対策により、本人であることを伝えられます(認証審査の通過が必要)。
- Advanced(月額5,200円から):プロ仕様の機能として、最大30日先までのストーリーズ予約投稿、オーガニック投稿やリール動画へのリンク追加、エクスポート可能な分析データ、詳細なオーディエンスインサイトなど、高度なコンテンツ投稿・分析機能が利用できます。また、パスワードを共有せずにチームメンバーへアクセス権を付与できる機能や、WhatsAppでの連携デバイス数・一斉配信クレジットの拡充、さらにMeta Business Agentの対応枠増加も含まれます。
- Expert(月額15,800円から)/Max(月額52,000円から):ビジネスを大規模に展開し、運用を最適化するためのプランです。大規模なチームを率いる事業者向けに、最高レベルの機能アクセスとMeta Business Agentの処理能力を提供します。
各プランの内容、特典、価格、提供状況は、国や地域、アプリ、アカウントの種類によって異なる場合があります。自身のアカウントで利用可能な機能について、具体的な情報はサブスクリプションの登録画面からご確認ください。
Meta Oneの詳細については、Meta One公式サイト、Creator Blog、Business Blogでもご覧いただけます。