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Facebookグループの安全を保つための取り組みの強化について

2021年10月21日更新(米国時間10月20日9:00AM更新)

Facebookグループの安全性を保つための機能を拡充

Facebookグループの安全を保つための継続的な取り組みとして、Facebook上でコミュニティ規定に違反したメンバーによるグループコンテンツの配信の抑制を開始します。これらの措置は、違反回数が重なるごとにさらに厳格になります。

この施策では、既存の措置に基づき、コミュニティ規定違反を繰り返すメンバーによる他の利用者へのリーチを減らし、コミュニティ規定違反を繰り返すメンバーによる投稿、コメント、当該グループへの新規メンバーの追加や新しいグループの作成を制限します。 

また、Facebook社として取り組みの透明性と公平性を確実に保つために、「Facebookによりフラグ済み」という新しい機能を追加しました。この機能は、システムによって削除のフラグが立てられたコンテンツが広くコミュニティに公開される前に、管理者に表示するものです。

管理者はフラグが立てられたコンテンツを自身でレビューを行い削除するか、そのコンテンツを公開しても問題ないと考える場合は、Facebook社にレビューを依頼し、そのコンテンツをプラットフォーム上に残すべき理由についてフィードバックすることができます。「Facebookによりフラグ済み」では、メンバーが警告を受けてコンテンツが削除される前に、管理者によるコンテンツレビューが行われます。

「Facebookによりフラグ済み」は、コミュニティ規定違反によって削除されたコンテンツに、管理者が異議申し立てができるという従来の機能に新たに追加されるものです。この機能の提供を通じ、コミュニティの公平性を高めることで、Facebook社のポリシーがより適切に施行されることを目指します。

 

2021年3月18日投稿(米国時間3月17日8:00AM投稿)

Facebook社にとって、多くの人がFacebookグループを安全に発見・参加でき、共通の興味関心や経験を持つ人々とつながりを築けるようにすることは重要です。そのため、Facebook社はヘイトスピーチや誤情報といった有害なコンテンツの拡散を抑制する措置を講じ、公開グループかプライベートグループかに関わらず、そのようなコンテンツをシェアする特定のグループの運営継続を防ぎ、利用者に表示されにくくする取り組みを行っています。規定違反を繰り返したグループは、Facebook上からグループそのものが削除されます。

本日、おすすめのグループの表示基準の厳格化や、規定に違反したメンバーへの制限など、グループの安全を保つための継続的な取り組み(英語のみ)を発表します。これらの内容は今後数か月のうちに展開していく予定です。

おすすめのグループの表示に関する改善

Facebook社は、コンテンツを広げたり、推奨したりする際にはより大きな責任を担う必要があると考えています。有害な可能性のあるグループが利用者へのおすすめに表示されないよう対策するとともに、同様のトピックにおいて質の高いグループが措置の対象とならないように取り組んでいます。Facebook社が課題としているのは、事業利益を確保しながら質の低いグループを削除することではありません。私たちが目指しているのは、有害な可能性のあるグループへの対策を講じるとともに、コミュニティ規定を遵守し、価値を生み出しているグループをコミュニティリーダーが成長させることができるようにすることです。Facebook社はこのバランスを慎重に考慮し、おすすめに関するガイドラインを作成しています。

しかし、プラットフォーム上での利用者の行動が変化するにつれて、私たちはより多くのことに対処する必要があると認識しています。そのため先日、米国内の市民団体グループや政治的グループ、最近作成されたグループをおすすめの対象から除外しました。

対象グループへの招待や、対象グループの検索は引き続き可能ですが、この制限の適用をグローバルで開始しています。この制限は、これまでに行ってきたおすすめ機能の制限に基づいています。例えば、医療関連のグループについてカテゴリ上の表示を制限したり、誤った情報を繰り返し発信しているグループを削除したりしています。

加えて、今後はグループで規定違反が発生すると、おすすめでの表示頻度を減らし、当該グループを利用者の目につきにくくします。この措置は、ニュースフィードで講じられているものと同様で、ニュースフィードでは質の低い投稿は表示頻度が大きく減少し、利用者の目に触れる機会が減ります。

コミュニティ規定違反のグループやメンバーの活動範囲の制限

Facebook社は、規定に違反するグループやメンバーに対し、機能の制限と他の利用者へのリーチを減らす必要があると考えており、グループで規定違反が繰り返されると、そのグループに対してより厳格な制限を講じ、最終的にはグループが完全に削除されます。 また、深刻な被害(英語のみ)があった場合には、これらの段階を経ることなく、グループやメンバーを完全に削除します。

規定違反のグループに対する拡大抑制措置

Facebook社は、コミュニティ規定に違反したことのあるグループに参加しようとする利用者に対し、該当するグループが規定に違反している旨を表示します。これにより、利用者はより多くの情報をもとに、グループに参加するかどうかを検討できるようになり、これらのグループからの招待通知を制限することで、新たな参加者を減らすことができます。既存のメンバーに対しては、グループのコンテンツの配信を抑制する措置が講じられ、ニュースフィードでのコンテンツの表示頻度が減少します。こうした措置をおすすめでの表示に関する措置と合わせて講じることで、規定違反のグループを利用者が発見し、参加することを抑制できると考えています。

また、管理者やモデレーターに対して、そのグループに多数の規定違反をしたメンバーや、規定違反で削除されたグループに属していたメンバーが多数いる場合には、すべての投稿を一時的に承認制にするようにします。これにより、メンバーにより投稿されたコンテンツは、管理者またはモデレータがレビューし承認するまで、グループ全体に表示されません。管理者またはモデレータが規則に違反するコンテンツを繰り返し承認する場合は、グループ全体を削除します。

規定違反のメンバーやグループに対する新たな制限

グループで規定違反を繰り返したメンバーは、一定期間、投稿とコメントがブロックされます。この措置は、全てのグループにも適用されます。また、他の人をグループに招待したり、新しいグループを作成したりすることもできなくなります。これらの措置は、プラットフォームを有害な目的で利用しようとする利用者によるコンテンツの拡散を抑制することを目的としており、昨年から実施している既存の制限に基づいて行われています。

Facebookグループの安全を保つために取り組むべきことはまだ多くあります。今後も利用者が安心して人々とつながり、サポートを得られる環境を提供できるよう、引き続き機能の開発や投資に取り組んでまいります。