Facebookは、「コミュニティづくりを応援し、⼈と⼈がより⾝近になる世界を実現する」ことをミッションに掲げ、⽬指すコミュニティの1つに⼈々を危害から守り、その後の復興を⽀援する「安全なコミュニティ」を挙げています。
北海道地震の発生から1年を迎えた本日、フェイスブック ジャパンは、全国から災害復興支援に取り組む5つのコミュニティの皆様にご参加いただき、「第2回災害復興コミュニティサミット」を開催いたしました。
SNSが⽇常のコミュニケーションツールとして利⽤されつつある昨今、災害発⽣時にSNSは切り離せないツールの⼀つです。本サミットでは、今後の自然災害を見据え、「災害⽀援に取り組むコミュニティと考える“SNSと備える⾃然災害”」をテーマにトークセッションを実施。トークセッションでは、5つのコミュニティの皆様に、3つのフェーズに分けて、お話をいただきました。
- SNSで災害に備える「日常からの防災」
- 有事の際にSNSを活用する「災害時の利用」
- 災害発生後にSNSで支え合う「支援・受援に向けて」
また、これらのフェーズでどのようにFacebookを活用できるかを事前に伺い、そのお話から得たヒントを元に、有事の際に役に立つFacebookの災害対応ガイドブック「もしもに備えるFacebook」を制作いたしました。
本ガイドブックは、災害時の「人と人とのつながり」に焦点をあて、災害発生前や発生時、そして発生後の支援に向けて、どのようにFacebookを活用することができるかをまとめています。実際に災害を経験したコミュニティの皆様の声をまとめることで、コミュニティの皆様の経験や学びを今後へとつなげていくことにも繋がると考えています。
また、本ガイドブックの監修として、東北大学 災害科学国際研究所 佐藤翔輔准教授にご協力をいただき、次のようにコメントをいただいております。
本ガイドブックは、被災した現場、それを支援した現場のコミュニティの「生の声」を集めて作成され、「実践的な使い方」「正しい使い方・付き合い方」を学ぶことができます。Facebookは、「オープンすぎず」「クローズすぎず」、被災者同士や支援者同士、被災者と支援者を「つなぐ」優れたツールです。Facebookを活用して、災害という困難な状況を乗り越えるコミュニティをつくっていきましょう。
Facebookは、今後も人々を危害から守り、その後の復興を支援する「安全なコミュニティ」づくりに向け、機能の拡充やコミュニティの支援を続けてまいります。
「もしもに備えるFacebook」
- 協力:あるぼら、3.11みらいサポート、阪神淡路大震災1.17希望の灯り(hands)、
西日本豪雨災害支援コミュニティ、よか隊ネット熊本 - 監修:東北大学 災害科学国際研究所 佐藤翔輔准教授