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コンテンツにまつわる判断に関するFacebook監督委員会へのグローバルなフィードバックや意見

2018年11月、マーク・ザッカーバーグは独立機関を通じてコンテンツに関わる判断に対して異議申し立てが行える新たな方法について発表しました。今年初め、Facebookはパブリックコメントの募集を含む、機関を立ち上げるための国際的な協議の過程でで決定すべき項目をまとめた趣意書の草稿を発表しました。

その後、世界中で多岐にわたる内容に関するワークショップを6回、ラウンドテーブルを22回開催しました。これには88カ国から650名以上が参加しました。また、250名以上と個人的な議論を行い、1200件以上のパブリックコメントを受け取りました。こうした各活動において、趣意書の草稿にまとめられた項目はグローバルな観点での深い議論をもたらし、Facebookは監督委員会の機能や設計について多角的な視点から考えることができています。

Facebookは、6月26日(米国時間)、そうした個別の議論、ワークショップ、ラウンドテーブル、内部調査、ホワイトペーパー、メディアレポート、公募を通じて届いたフィードバックや提案のすべてをまとめたレポートを公開いたします。

以下に、パブリックコメントとして届いた中で特に多かったテーマを紹介します。これらはレポートでも取り上げられています。

 

このパブリックコメントの募集期間を終了し、委員会メンバーの決定などを、実行に移すにあたり、まずは趣意書の草稿に挙げられたような取り組むべき課題について、先述のレポートにまとめられたフィードバックを参考にしながら決定していきます。委員会の運営は、最終版の趣意書に基づいて行われます。この趣意書は8月に公開される予定です。

 

Facebookでは、40人からなる委員会のメンバーについて今後も検討を続けます。このプロセスでは、構成員の選定、審査、面接、選考、研修などを行います。特に、人材コンサルタントや管理職専門の人材紹介会社の協力を受けるだけでなく、Facebookのパブリックコメントやワークショップ、ラウンドテーブルに参加いただいた人たちからも候補を集めており、まもなく推薦プロセスを開始する予定です。すでに知っている専門家から選ぶのではなく、幅広い範囲でメンバーを探したいと考えています。Facebookはまず数名を選び、彼らに残りのメンバーを選んでもらうことを考えています。

本テーマに関して、マーク・ザッカーバーグはテクノロジーと社会の将来について語るビデオシリーズ内の次の動画で詳細に言及しています。動画の中でマーク・ザッカーバーグは、スタンフォード・ロースクールの学部長であるジェニファー・マルティネスとハーバード大学の教授でありOversight Boardの顧問であるノア・フェルドマンの二人と、政府がテクノロジー業界にどのような影響を与えるかについて話し合いました。